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ヘアメディカル スカルプD DRYシャンプーの評価

更新日:

 

 

スカルプD ドライ シャンプー.jpg

 

 

 

 

 

 


今回は、ヘアメディカルさんの
スカルプD DRYシャンプーについて
評価させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

頭皮をいたわり保湿する乾燥肌用の
薬用スカルプシャンプー

 

優しい洗浄成分や保湿成分配合で、
頭皮をいたわりながら毛穴の汚れを
洗い落とし、頭皮環境を清浄にします。

 

■毛髪・頭皮を清浄にする
■毛髪をすこやかに保つ
■ふけ・かゆみを防ぐ
■毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●頭皮をいたわり保湿する、
乾燥肌用の薬用スカルプ シャンプー。

 

優しい洗浄成分や保湿成分配合で、
頭皮をいたわりながら毛穴の汚れを
洗い落とし、頭皮環境を清浄にします。

 

○泡立ちなめらか、優しい使いごこち。
 豊かな泡立ちと粘性で、なめらかで
 優しい使いごこち。キメの細かい泡が、
 頭皮への刺激を抑えながら余分な皮脂、
 汚れをきれいに取り除きます。

 

○新配合成分が頭皮環境を整える
 「ピロクトンオラミン」がフケ・
 かゆみを抑え、アミノ酸成分によって、
 コシを与えながら髪のコンディショニング
 効果も発揮。
 さらに保護成分が、界面活性剤の刺激から
 頭皮をやさしく守り、頭皮の環境を整え、
 毛髪をすこやかに保ちます。

 

 

 

 

と、薬用スカルプD シャンプー DRYの
サイトや販売サイトには書かれています。

 

 

まずは、成分をチェック

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘアメディカル
スカルプD DRYシャンプー】成分
有効成分:ピロクトンオラミン、グリチルリチン酸2K
その他の成分:ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、トリメチルグリシン、ヤシ油脂肪酸エタノールアミド、濃グリセリン、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、水解シルク液、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ホウセンカエキス、クリサンテルムインディクム抽出液、アルテロモナス発酵エキス、オオバナサルスベリエキス、ツボクサエキス、フィトスフィンゴシン、ニーム葉エキス、牡丹エキス、ユーカリ油、オレンジ油、BG、1,2-ペンタンジオール、エタノール、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、粘度調整剤、pH調整剤

 

 

 

 

ピロクトンオラミン
グリチルリチン酸2K
ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液
ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
ヤシ油脂肪酸エタノールアミド
濃グリセリン
N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩
水解シルク液
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム
ホウセンカエキス
クリサンテルムインディクム抽出液
アルテロモナス発酵エキス
オオバナサルスベリエキス
ツボクサエキス
フィトスフィンゴシン
ニーム葉エキス
牡丹エキス
ユーカリ油
オレンジ油
BG
1,2-ペンタンジオール

 

のような成分などは問題ないのですが

 

 

 

 

 

 

グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体
粘度調整剤
pH調整剤

 

の成分に関しての安全性は不明でした。

 

 

 

 

 

 

エタノール
ヒドロキシエタンジホスホン酸液

 

は問題ありな成分です。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・

 

 

 

問題ない成分としては

 

ピロクトンオラミン』と言う成分は殺菌作用があり、頭皮の脂が過剰に分泌するのを抑える他に、フケ・カユミを抑え、頭皮を清潔に保つ働きをします。この成分に関しては問題ないと思います。

 

グリチルリチン酸2K』は抗炎症、抗アレルギー作用から慢性、急性の皮膚炎に対して効果があり、ニキビや肌荒れのケアなどにも効果がある成分なので問題のない、むしろ良い成分です。

 

ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液』は皮膚や髪に対する刺激が少ない陰イオン性界面活性剤です。滴度な洗浄力と脱脂力を持っていて弱酸性で起泡力や透明性が良く、酸性シャンプーに適しています。

 

ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液』はヤシ油脂肪酸とN-メチルグリシンとを合わせて作られた界面活性剤で、程よい脱脂性と殺菌性があると言われています。皮膚に負担をかけない洗浄とも言われているようです。特有な臭いがあるそうです。

 

ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液』医薬部外品の場合は、こう呼ばれていますが、化粧品などではコカミドプロピルベタインと呼ばれています。天然のヤシ油を原料として作られた洗浄成分です。洗ったあともごわつかず、しなやかに仕上がる特性があります。

 

ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド』はコカミドDEAの事を言います。ヤシ油から抽出した成分で、気泡力や洗浄力・安定性・感触の良さ・粘度を高めるために、他の界面活性剤の補助として配合され、刺激性が少なく安全性の高い成分です。

 

ヤシ油脂肪酸エタノールアミド』はヤシ油を原料として造られる洗浄成分で起泡性、洗浄力、低温安定性を高める目的で配合されているようです。

 

濃グリセリン』はパーム・ヤシから抽出される成分で、吸水性が高く、柔軟作用や保湿作用があります。

 

N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩』は 植物のトウモロコシやサトウキビなどから抽出したアミノ酸系保湿成分で、静菌効果が高く、安全性の高い成分だと言われています。 ニキビの原因になるアクネ菌を抑える効果が高い成分とも言われています。

 

水解シルク液』は絹繊維を加水分解した後、抽出したタンパク質の水またはエタノール溶液です。保湿効果、皮膜形成効果毛髪補修効果などの働きをします。

 

アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム』はヒアルロン酸の水酸基にアセチル基を導入させた成分で、スーパーヒアルロン酸とも呼ばれています。角質柔軟化効果に優れていて保湿成分として使われています。

 

ホウセンカエキス』はツリフネソウ科のホウセンカの全草から抽出したエキスで抗アレルギー作用や保湿作用などの働きをすると言われています。

 

クリサンテルムインディクム抽出液』は南アメリカ原産の植物でゴールデンカモミールと呼ばれています。収斂作用や血行促進作用があると言われています。

 

アルテロモナス発酵エキス』は深海に生息している微生物を発酵させたエキスで、角質保水作用や肌保護作用があると言われています。

 

オオバナサルスベリエキス』はミソハギ科のオオバナサルスベリと言う植物の葉を乾燥させたものからエタノールで抽出したエキスで収斂作用や美白作用、育毛作用があると言われています。

 

ツボクサエキス』はセリ科のツボ草と言う植物の葉や茎から抽出されたエキスで、保湿作用があると言われています。

 

フィトスフィンゴシン』とは角質層にある細胞間脂質、セラミドを構成しているオイルの一種で、肌に潤いを与えてやわらかくします。また、水分の蒸発を防ぐ効果もあるので、エモリエント成分として配合されています。

 

ニーム葉エキス』はインドセンダンと言う植物の葉から抽出したエキスで、保湿作用や坑炎症作用などの効果があると言われています。

 

牡丹エキス』はボタン科の植物のボタンの根の皮から抽出したエキスです。抗炎性、抗酸化作用や血行促進効果があると言われています。

 

ユーカリ油』は、オーストラリア原産のフトモモ科の植物、ユーカリノキの葉から抽出した成分です。 芳香作用があり抗炎症作用、抗菌作用、血行促進作用、収れん作用があります。

 

オレンジ油』は、オレンジの果実から抽出した成分です。疲れや緊張を解きほぐす作用のある天然の香料で保湿効果、皮膚の活性化作用、洗浄効果があります。

 

BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。

 

1,2-ペンタンジオール』は適度な保湿性があり、抗菌効果もあるので防腐剤を低減した化粧品などに使用されています。

 

 

 

 

 

 

不明な成分問題ありな成分としては

 

グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体」保湿効果のある界面活性剤のようです。調べましたが安全性に関して不明でした。

 

粘度調整剤」は文字どおり、粘性を調整するために配合されている成分なのですが、この製品に使用されている粘度調整剤の成分名が分からないようになっているので、不明な成分とさせていただきました。成分名を表記せず「粘度調整剤」としているだけなので場合によっては問題ありな成分を使用している可能性もあります。

 

pH調整剤」はpHを調整させる成分です。「粘度調整剤」同様、この製品に使用されているpH調整剤の成分名が分からないようになっているので、不明な成分とさせていただきました。成分名を表記せず「pH調整剤」としているだけなので場合によっては問題ありな成分を使用している可能性もあります。

 

エタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されています。頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。

 

ヒドロキシエタンジホスホン酸液」は金属イオン封鎖剤で主に化粧品などに使用されている成分で変色や濁り、変質を防ぐ働きをします。毒性があると言われています。

 

 

 

 

 

 

 

ヘアメディカル
スカルプD DRYシャンプー】使用前の頭皮画像
 ↓ ↓ ↓
ヘアメディカル スカルプD DRYシャンプー使用前.jpg

 

 

 

 

 

 

 

ヘアメディカル
スカルプD DRYシャンプー】使用後の頭皮画像
 ↓ ↓ ↓
ヘアメディカル スカルプD DRYシャンプー使用後.jpg

 

 

 

 

ヘアメディカル
スカルプD DRYシャンプーの評価

 

  指通り      ★★★★☆☆

 オススメ度    ☆☆☆☆☆☆

  使用感     ★★★★☆☆

毛穴洗浄度    ☆☆☆☆☆☆

 

  安全度      ★☆☆☆☆☆

 総合判定     ★☆☆☆☆☆ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香りに関しては、スカルプDの独特な香りで、
ハッカっぽいような感じの香りです。

 

 

シャンプーの粘性に関しては程よい感じです。

 

 

泡立ちに関しては、シャンプー1回目も2回目も
泡立ちが悪いわけでもなく普通に泡立ちました。

 

 

 

 

洗っている最中はキシむ感じは、あまり
ありませんでしたが、すすぎの段階では
そこそこキシみ感がありました。

 

泡切れは良いほうだと思いました。

 

 

 

ドライヤーで乾かした後はボリューム感が
でますが、若干ゴワつき感もありました。

 

 

 

 

 

頭皮と毛穴の画像はご覧の通りの結果です。

 

そんなに期待はしてませんでしたが
正直ここまで・・・とは思ってませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

スカルプD愛好家の方、
高価なシャンプーが欲しい方、
テレビ、マスコミ情報を信じている方、
吉本芸人が使っている商品を使いたい方
には向いているシャンプーだと思います。

 

 

 

 

 

 

安全性を重視されている方、
育毛シャンプーと思って使う方、
本当にスカルプケア目的で使用したい方
には向いていないシャンプーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビCMで「頭皮を洗って出直してきたまえ」と
宮迫さんが発言していますが、

 

その肝心な頭皮が洗えてませ~ん!!!

 

 

 

これじゃあ、いつまで経っても出直して来れませんよね(・・;

 

 

ヘアメディカル
スカルプDのホームページ
 ↓ ↓ ↓
http://www.scalp-d.com/

 

 

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