今回はプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社さんの
NEW ｈ＆ｓ ヘッドスパ リフレッシュ シャンプーについて
評価させていただきます。
発売から５年。ｈ＆ｓのヘッドスパは、進化します。
地肌（頭皮）からアプローチするヘアケアという
「ヘア＆スキンケア」を形にしたh&sはヘッドスパ
シャンプーのパイオニアとして、センセーショナルな
デビューを遂げました。
あの感動から5年、女性たちと地肌（頭皮）の「今」を
見つめ直し、h&sシリーズはもう一度パワーアップして
登場します。
・新しくリニューアルしたｈ＆ｓ、ここが新しい４つのポイント
Point 1
マイクロパール
ミネラルEXのちからで
ストレスのない地肌から自然に艶めく髪へ
Point 2
こころをとぎほぐす
せせらぎ花々と果実の香り
Point 3
ゴッドハンドエステティシャン高橋ミカ監修
わずか３ステップ自宅で簡単パールのヘッドスパ
Point 4
リニューアルで髪がきしみにくくなった
リフレッシュシリーズに地肌マッサージクリームも
登場！
ぺしゃんごになりがちな髪を、地肌のべたつきからケア。
従来のヘアケアでは満足できなかった、髪のべたつきや
においなどの地肌ストレスにマイクロパールミネラルEXが浸透。
地肌の過剰な皮脂を取り除き、毛穴のつまりもオフ。
100％天然ミントエキスから抽出したリフレッシュハーブの
清涼感で、地肌（頭皮）もすっきりとリフレッシュします。
髪と地肌から余分なものを取り除くシャンプー
マイクロパールミネラルEXと100％天然ミントエキスから
抽出のリフレッシュハーブ配合で、地肌（頭皮）を
すっきり洗い上げ、べたつきやにおい、ふけなどを防ぎ、
根本から髪の美しさを引き出します。
や
2つの選べるヘッドスパで、しっかり地肌ケア
乾燥地肌、べたつき地肌には、選べるヘッドスパ発想の
しっかりケアできるh&s。
ヘッドスパリフレッシュシリーズに配合される
天然ミントミネラル処方は、地肌ストレスを防ぎ、
健やかな地肌を作るために優れた効果を発揮します。
健やかな地肌で、根本から美しい髪に
ヘッドスパによるリラックス効果が、日頃たまった
疲れを心地よく癒し、心身ともにリフレッシュ。
ストレスに負けない美髪へと導きます。
毎日のバスタイムに、手軽に本格的な地肌ケアができるh&s。
自宅でできるヘッドスパが、健やかな地肌、美しい髪を育みます。
健やかな地肌とストレス地肌の違いって？
健やかな地肌とは・・・
健やかな地肌とは、地肌の角質層の細胞が規則正しく
並んだ状態。
全体にふっくらとやわらかく、リラックスした状態にあります。
ストレス地肌に、起きることとは・・・
乾燥地肌
うるおいが失われ、バリア機能が低下する乾燥地肌。
乾燥によるふけやかゆみなどの症状が現れ、地肌
そのものが硬くなることも。
さらに、血行が悪くなり、抜け毛、薄毛などを
引きおこすこともあります。
べたつき地肌
食事や気候、日常のストレスになどにより、皮脂分泌が
過剰になるべたつき地肌。べたつきだけではなく、
毛髪などに付着した汚れ、細菌などから、においが
気になる場合も。
天然ミントミネラル処方で、地肌をすっきり健やかに
天然ミントエキス＆ジンクピリチオン液が、べたつきが
気になる地肌に爽快感を与えます。
リフレッシュ効果で、地肌ストレス（べたつき、ふけ）を
ケアして根本から美しい髪を育みます。
ヘッドスパリフレッシュシリーズは、天然ミントの爽快感と、
ヘアケア成分により、すっきりとしたサラサラの軽やかな髪に
仕上げます。
と、NEW ｈ＆ｓ ヘッドスパ リフレッシュ シャンプーの
サイトや販売サイトには書かれています。
まずは、成分をチェック
Ｐ＆Ｇ
【NEW ｈ＆ｓ ヘッドスパ リフレッシュ シャンプー】成分
有効成分
ジンクピリチオン液
その他の成分
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液、ラウリル硫酸アンモニウム、塩化ナトリウム、ジステアリン酸エチレングリコール、高重合メチルポリシロキサン(1)、セタノール、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、香料、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガム、クエン酸ナトリウム、α-オレフィンオリゴマー、安息香酸ナトリウム、トリ(カプリル・カプリン酸)トリメチロールプロパン、無水クエン酸、ベンジルアルコール、メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液、キシレンスルホン酸アンモニウム液、精製水、パール末、グルコン酸亜鉛、L-アスパラギン酸マグネシウム、フェノキシエタノール、グルコン酸銅
『塩化ナトリウム』
『セタノール』
『ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド』
『クエン酸ナトリウム』
『α-オレフィンオリゴマー』
『無水クエン酸』
『精製水』
『パール末』
『グルコン酸亜鉛』
『L-アスパラギン酸マグネシウム』
『グルコン酸銅』
のような成分は問題ないのですが
「ジステアリン酸エチレングリコール」
は不明な成分です。
「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液」
「ラウリル硫酸アンモニウム」
「高重合メチルポリシロキサン(1) 」
「香料」
「塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガム」
「安息香酸ナトリウム」
「トリ(カプリル-カプリン酸)トリメチロールプロパン」
「ベンジルアルコール」
「メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液」
「キシレンスルホン酸アンモニウム液」
「フェノキシエタノール」
などは、少々問題ありな成分です。
「ジンクピリチオン液」
につきましては超問題ありな成分です。
ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・
問題ない成分としては
『塩化ナトリウム』は食塩として用いられる塩のことで収れん作用があり毛髪のキューティクルを整える働きがあります。
『セタノール』はヤシ油や牛脂、鯨脂の還元反応で精製される成分で、乾燥から肌を守るための皮膜を作るなどの働きをします。親水性増粘剤、親油性増粘剤、乳化剤、乳化安定剤として使用されているようです。特にリンス、トリートメントなどに使用され、指通りを保つ目的で使用されています。シャンプーには不必要な成分だと思います。
『ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド』はヤシ油から抽出される洗浄成分で、キメ細かく泡立ちが良いと言われている洗浄成分です。
『クエン酸ナトリウム』はクエン酸を炭酸ナトリウムで中和して作られた成分で、pH調整作用、保湿作用、酸化防止剤などさまざまな目的で使われています。
『α-オレフィンオリゴマー』はクエン酸を炭酸ナトリウムで中和して作られた成分で、pH調整作用、保湿作用、酸化防止剤などさまざまな目的で使われています。
無水クエン酸』は果実や野菜などに存在していて、特に柑橘類に多く含まれている成分です。キシミ対策としてシャンプーなどには配合されているようです。
『精製水』は蒸留やイオン交換などで精製された水の事です。
『パール末』は文字通り、真珠を粉砕して粉末にした物の事を言います。真珠に含まれるコンキオリンというタンパク質はコラーゲンやケラチンに似た性質を持っているので、保湿効果や肌だけでなく髪にもツヤや潤いを与える働きがあると言われています。
『グルコン酸亜鉛』はハチミツや酢、ワインなど発酵食品に含まれている成分で体毛や皮膚の改善を目的として使用されているようです。
『L-アスパラギン酸マグネシウム』はアミノ酸の一種で、アスパラギン酸のマグネシウム塩です。皮膚細胞の代謝を促進したり、細胞内体液のバランスを整える働きがあると言われています。保湿作用も高いと言われています。
『グルコン酸銅』はpH調整剤や安定剤として使用されているようです。ハチミツや酢、ワインなど発酵食品に含まれている成分で体毛や皮膚の改善を目的として使用されているようです。
不明な成分と問題ありな成分と超問題ありな成分としては
「ジステアリン酸エチレングリコール」はエチレングリコールとステアリン酸からなる合成界面活性剤で、乳化安定剤として使用されています。安全性に関しては不明です。
「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液」は非イオン系の合成界面活性剤でアレルギーや肌荒れを起こすと言われている洗浄成分です。
「ラウリル硫酸アンモニウム」は陰イオン界面活性剤で油性の汚れに対して良い洗浄作用をするのですが発毛障害になる可能性があるとされています。
「高重合メチルポリシロキサン(1) 」は別名ジメチコンと呼ばれていて指通りを良くするコーティング剤として使用されていますが頭皮や毛穴をコーティングしてしまい皮脂が上手く分泌されず薄毛抜け毛の原因になります。シャンプーに、この成分が配合されている事態、問題ありです。
「香料」は旧 厚生省(現 厚生労働省)が定めた旧表示成分にも加えられているように皮膚に対して刺激があり、炎症などトラブルを起こす可能性の高いとされている成分です。
「塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガム」は皮膚洗浄剤です。グァーだけを考えると、インドやパキスタン地方などで栽培される一年生の豆科植物グァーの実からとれる水溶性の天然多糖類で増粘、乳化安定だけではなく毛髪のコンディショニング性を向上させる働きがあるのですがアンモニアなどの成分と合成され作られた成分なので、少々問題ありな成分とさせていただきました。
「安息香酸ナトリウム」は防腐剤・保存剤・静菌作用として使用されていて皮膚、粘膜、目、鼻、のどに刺激があると言われています。染色体異常の報告もあり、アレルギーを起こすとも言われています。アトピーの人が特に気をつけなければいけない成分です。
「トリ(カプリル-カプリン酸)トリメチロールプロパン」はカプリル酸とカプリン酸の混合脂肪酸と可燃物のトリメチロールプロパンで構成されている成分で、髪のコシを出させる為に使用されているようですが単に髪のコシが出ているような錯覚になるだけなので本来、意味のない成分だと言えます。少々問題ありな成分だと言えます。
「ベンジルアルコール」は天然にも存在する成分ですが主に化学合成して作られています。溶剤としても使用されますが防腐効果もあるので防腐剤として使用されているようです。アレルギー反応を起こすと言われています。
「メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液」はパラベンに代わる防腐剤ですが毒性が強く、体内に蓄積しやすいと言われています。パラベンフリーと謳っている商品に使われています。必ず、「メチルクロロイソチアゾリノン」「メチルイソチアゾリノン液」とセットで配合されているようです。
「キシレンスルホン酸アンモニウム液」これは、かなり髪や頭皮に悪影響を及ぼす危険な合成界面活性剤です。シャンプーやリンス、ボディーソープ、化粧品類、歯磨き粉などに使用されている商品がありますがこの成分が配合されている商品（特に肌に直接触れたり口の中に入る物）は避けた方が良いです。
「フェノキシエタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されているのですがこれも種類としては「エタノール」と系統が同じですので頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。
「ジンクピリチオン液」はタンパク質分解酵素と言われている成分です。フケや痒みを抑える働きもしますが皮膚のタンパク質を溶かし出す作用をするので、使用しない方が良い成分です。頭皮や髪には、かなり危険です。
Ｐ＆Ｇ
【NEW ｈ＆ｓ ヘッドスパ リフレッシュ シャンプー】使用前の頭皮画像
↓ ↓ ↓
Ｐ＆Ｇ
【NEW ｈ＆ｓ ヘッドスパ リフレッシュ シャンプー】使用後の頭皮画像
↓ ↓ ↓
Ｐ＆Ｇ
NEW ｈ＆ｓ ヘッドスパ リフレッシュ シャンプーの評価
指通り ★★★☆☆☆
オススメ度 ☆☆☆☆☆☆
使用感 ★★★★☆☆
毛穴洗浄度 ★★★★☆☆
安全度 ☆☆☆☆☆☆
総合判定 ★★★☆☆☆
香りに関しては、せせらぎの花々と果実の香りと言うか
極々ありふれたシャンプーのような香りです。
シャンプーの粘性に関しては、ネバッと言うか、
トロッと言うか、そんな感じです。水っぽい訳では
ありません。
シャンプー自体の色が真っ白で、最近多い透明感のある
シャンプーとは違い、昔ながらの白いシャンプーを
思い出してしまうような感じでした。
泡立ちに関しては、一回目から泡立ちが良く
二回目も普通に泡立ちが良かったです。
洗っている最中は、髪が絡む事もなく
洗いやすいと思いました。
すすいでいる最中は少しキシみ感を感じました。
もしかすると、ヘッドスパ リフレッシュと言うイメージを
させる為の演出効果も狙っているのではないかと思いました。
洗い終わってタオルドライ直後もキシみ感を
感じました。
ドライヤーで乾燥させた後は、髪が絡む事もなくサラッと
した感じに仕上がります。
前回、一昨年前に評価させていただいた、ｈ＆ｓ
ヘッドスパ リフレッシュ シャンプーとは違い
頭皮や毛穴の皮脂汚れも思っていたより
落ちていたので、少し驚きました。
P&Gさんも、なかなかやるもんだなと正直
思いました。
ヘッドスパやリフレッシュと言ったキーワードに
弱い方、香りもある程度重視したい方、泡立ちの
良いシャンプーを好む方、などには向いている
シャンプーだと思います。
が
安全な成分を使用しているシャンプーを使いたい方や
香りが苦手な方などには向いていないシャンプーだと
思います。
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