今回はアデランスさんの
薬用9696EX スカルプシャンプーの
評価をさせていただきます。
「薬用9696EX スカルプシャンプー 」は、
ダメージを受けやすい頭皮環境を整え、
さまざまなトラブルから髪を保護する
薬用スカルプシャンプーです。
優れた洗浄力で、頭皮の水分・皮脂バランスを整え、
また、フケ・カユミを防ぎます。脂性肌の方などに。
爽快感を与えるシャンプーです。
弱酸性・無着色・無香料。医薬部外品。
や
ダメージを受けやすい頭皮環境を整え、
さまざまなトラブルから髪を保護する
薬用スカルプシャンプー(医薬部外品)です。
優れた洗浄力で、頭皮の水分・皮脂バランスを整え、
また、フケ・カユミを防ぎます。
ペパーミントとメントール配合で爽快感を与えます。
脂性肌の方におすすめです。
弱酸性・無着色・無香料。
や
頭皮や毛髪に優しい植物由来の洗浄成分を使用し、
現状の状態だけでなく将来のことまでを考えた
薬用スカルプシャンプーです。
ペパーミント&メントール配合で、爽快感を与え、
優れた洗浄力で過剰な皮脂分泌を抑え、頭皮の水分
・皮脂バランスを整えます。
肌がとてもべたつきやすく、フケやかゆみが気になる方、
トニックシャンプーのような爽快感が好きな方、
なんとなく頭皮のニオイが気になる方におすすめ。
と、薬用9696EX スカルプシャンプーの
サイトや販売サイトには書かれています。
まずは、成分をチェック
アデランス
【薬用9696EX スカルプシャンプー】成分
〈有効成分〉
グリチルリチン酸2K
〈その他の成分〉
センブリエキス、ヒアルロン酸Na-2、人参エキス、混合植物抽出液-9、茶エキス-1、ホップエキス、オウバクエキス、ホウセンカエキス、オウゴンエキス、山椒エキス、グルコン酸銅、グルコン酸亜鉛、ジオウエキス、シャクヤクエキス、センキュウエキス、トウキエキス-1、クララエキス-1、ユーカリ油、ハッカ油、メントール、POEアルキル(12-14)スルホコハク酸2Na液、ポリオキシプロピレン(1)ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、BG、クエン酸、エタノール、フェノキシエタノール、メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン、精製水
『グリチルリチン酸2K』
『センブリエキス』
『ヒアルロン酸Na-2』
『人参エキス』
『混合植物抽出液-9』
『茶エキス-1』
『ホップエキス』
『オウバクエキス』
『ホウセンカエキス』
『オウゴンエキス』
『山椒エキス』
『グルコン酸銅』
『グルコン酸亜鉛』
『ジオウエキス』
『シャクヤクエキス』
『センキュウエキス』
『トウキエキス-1』
『クララエキス-1』
『ユーカリ油』
『ハッカ油』
『メントール』
『ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液』
『BG』
『クエン酸』
『精製水』
のような成分は問題ないのですが
「POEアルキル(12-14)スルホコハク酸2Na液」
「ポリオキシプロピレン(1)ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド」
「塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース」
の成分に関しては、かなり調べたのですが
安全性に関しては不明でした。
「エタノール」
「フェノキシエタノール」
「メチルクロロイソチアゾリノン」
「メチルイソチアゾリノン」
などは、少々問題ありな成分です。
ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・
問題ない成分としては
『グリチルリチン酸2K』は抗炎症、抗アレルギー作用から慢性、急性の皮膚炎に対して効果があり、ニキビや肌荒れのケアなどにも効果がある成分なので問題のない、むしろ良い成分です。
『センブリエキス』はリンドウ科の植物のセンブリから抽出したエキスです。育毛作用があるとして使用されているようです。
『ヒアルロン酸Na-2』医薬部外品の場合は、こう呼ばれていますが、化粧品などではヒアルロン酸Naと呼ばれています。皮膚の真皮などにある水分保持能力の主体となる成分でみずみずしい肌を保つ保湿成分として使用されています。
『人参エキス』医薬部外品の場合は、こう呼ばれていますが、化粧品などではオタネニンジンエキスと呼ばれています。ウコギ科の多年草の御種人参から抽出したエキスで皮膚の老化をおさえ、保湿効果が期待されると言われています。
『混合植物抽出液-9』は「ホップエキス/ウイキョウ果実エキス/カミツレ花エキス/セイヨウノコギリソウエキス/メリッサエキス/セイヨウヤドギリエキス/エタノール/水」と言う内容になっています。各エキス類は問題なく、ここで使用されているエタノールはエキス類を抽出する為に必要なので皮膚には全くと言って良いほど影響はありませんので問題ない成分とさせていただきました。
『茶エキス-1』はカテキンのことで、お茶から抽出されます。抗酸化作用、抗菌作用、消臭作用、活性酸素消去作用、抗アレルギー作用など様々な働きをします。
『ホップエキス』はクワ科植物のホップの雌花穂から抽出されるエキスです。皮膚コンディショニング効果や保湿効果、収れん効果、 消炎効果、抗菌効果などの働きをします。
『オウバクエキス』はミカン科の高木で樹齢約15年以上のキハダの樹皮から抽出したエキスです。天然の保湿成分として無添加化粧品などに使用されています。抗菌作用もあるとされています。
『ホウセンカエキス』はツリフネソウ科のホウセンカの全草から抽出したエキスで抗アレルギー作用や保湿作用などの働きをすると言われています。
『オウゴンエキス』はシソ科のコガネバナと言う植物の根から抽出したエキスで抗消炎、抗アレルギー、抗菌、収れん、チロシナーゼ阻害効果などの働きがあるとされています。フラボノイドを含んでいて紫外線吸収効果がある為、活性酸素を除去する効果も期待されています。
『山椒エキス』は山椒の果皮から抽出されるエキスで抗酸化作用や抗炎症作用の働きをすると言われています。
『グルコン酸銅』『グルコン酸亜鉛』はハチミツや酢、ワインなど発酵食品に含まれている成分で体毛や皮膚の改善を目的として
使用されているようです。
『ジオウエキス』はアカヤジオウと言う植物の根茎から抽出されるエキスで皮膚細胞活性作用や保湿作用があると言われています。
『シャクヤクエキス』はボタン科のシャクヤクの根などから抽出したエキスで抗炎症作用や血行促進作用の効果が期待されるとして使用されているようです。
『センキュウエキス』はセリ科植物であるセンキュウの根から抽出されるエキスで、抗菌や抗炎症、血流改善などの働きがあります。
『トウキエキス-1』医薬部外品の場合は、こう呼ばれていますが、化粧品などではトウキエキスと呼ばれています。セリ科植物であるトウキの根から抽出されるエキスで、血行促進や抗消炎、保湿効果などの働きをします。
『クララエキス-1』医薬部外品の場合は、こう呼ばれていますが、化粧品などではクララエキスと呼ばれています。マメ科の植物クララの根から抽出されるエキスで発毛促進作用や血行促進作用、抗菌作用などの働きをすると言われています。
『ユーカリ油』は、オーストラリア原産のフトモモ科の植物、ユーカリノキの葉から抽出した成分です。 芳香作用があり抗炎症作用、抗菌作用、血行促進作用、収れん作用があります。
『ハッカ油』はシソ科の植物のハッカを水蒸気蒸留して作られる成分で清涼作用の働きをします。清涼感や爽快感を出す為だけに使用されています。この成分が配合されているだけで効果が出ているような感じに錯覚します。
『メントール』もハッカの葉から抽出している成分で清涼感や強い爽快感がありますが、ただそれだけの働きしかしません。使用している人が効果が出ていると錯覚を起こします。演出効果を出す働きをする成分です。
『ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液』医薬部外品の場合は、こう呼ばれていますが、化粧品などではコカミドプロピルベタインと呼ばれています。天然のヤシ油を原料として作られた洗浄成分です。洗ったあともごわつかず、しなやかに仕上がる特性があります。
『BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。
『クエン酸』は、有機酸の一つで、主に柑橘類などに酸味成分として含まれています。アルカリ性物質の中和(ph値調整)や髪をサラサラにする効果もあります。
『精製水』は蒸留やイオン交換などで精製された水の事です。
不明な成分と問題ありな成分としては
「POEアルキル(12-14)スルホコハク酸2Na液」は溶解剤(原料を溶かすための成分)。着色汚れを落とす働きもあります。安全性に関しては不明です。
「ポリオキシプロピレン(1)ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド」医薬部外品の場合は、こう呼ばれていますが、化粧品などではPPG-2コカミドと呼ばれています。ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミドという成分に酸化プロピレンという成分を付加重合させた物で増泡剤として使用されています。ヤシ油を使用していますが付加重合させた成分ですので不明な成分とさせていただきました。油性ボールペン用インキを作る時にも使用されている成分なので本来であれば問題ありな成分として分類したいところです。
「塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース」はコンディショニング剤として使用されているようですが安全性に関しては今のところ不明です。
「エタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されています。頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。
「フェノキシエタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されているのですがこれも種類としては「エタノール」と系統が同じですので頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。
「メチルクロロイソチアゾリノン」と「メチルイソチアゾリノン」はパラベンに代わる防腐剤ですが毒性が強く、体内に蓄積しやすいと言われています。
アデランス
【薬用9696EX スカルプシャンプー】使用前の頭皮画像
↓ ↓ ↓
アデランス
【薬用9696EX スカルプシャンプー】使用後の頭皮画像
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アデランス
薬用9696EX スカルプシャンプーの評価
指通り ★★★★☆☆
オススメ度 ☆☆☆☆☆☆
使用感 ★★★☆☆☆
毛穴洗浄度 ☆☆☆☆☆☆
安全度 ☆☆☆☆☆☆
総合判定 ★☆☆☆☆☆
クールタイプなだけに強いメントールの香りでした。
泡立ちに関しては普通に良かったと思います。
洗っている最中もすすいでいる最中もキシミ感は
感じられませんでした。
すすいでいる最中に感じた事で気になったのが
頭皮がスッキリと汚れが落ちたという感じが
全くありませんでした。
指通りが良いと言って片付けてしまえば
いいのかもしれませんがスカルプシャンプーと
名前を付けているのだからもう少し
頭皮のサッパリ感が欲しいような気がします。
指通りが良い割には乾かした後はゴワつきます。
画像を見ると使用前より頭皮の状態が荒れています(・・;
さすが、かつらのメーカーがつくった商品!
と自虐的にしか言えません。
薄毛、抜け毛で悩んでる方には
おすすめできないシャンプーです。