今回は、無印良品さんの
7種類のハーブ・フレグランスシャンプーについて
評価させていただきます。
天然うるおい成分の7種類のハーブエキスと、
美髪成分のリピジュアR(ポリクオタニウム‐51)を
配合。
ダメージや乾燥をケアしてしっとりと
まとまりのある髪に仕上げます。
と、無印良品の販売サイトには書かれています。
まずは、成分をチェック
無印良品
【7種類のハーブ・フレグランスシャンプー】成分
水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、香料、ラベンダー花エキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、セージ葉エキス、セイヨウハッカ葉エキス、タチジャコウソウエキス、ホホバ葉エキス、ポリクオタニウム‐10、クエン酸、サリチル酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン、ポリクオタニウム‐51、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、グリセリン、BG
『水』
『コカミドプロピルベタイン』
『ラウロイルメチルアラニンNa』
『ラベンダー花エキス』
『ローズマリー葉エキス』
『カミツレ花エキス』
『セージ葉エキス』
『セイヨウハッカ葉エキス』
『タチジャコウソウエキス』
『ホホバ葉エキス』
『ポリクオタニウム-10』
『クエン酸』
『ポリクオタニウム-51』
『グリセリン』
『BG』
のような成分は問題ないのですが
「(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー」
は不明な成分です。
「ラウレス硫酸Na」
「香料」
「サリチル酸Na」
「メチルパラベン」
「プロピルパラベン」
などは、少々問題ありな成分です。
ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・
問題ない成分としては
『水』は蒸留やイオン交換などで精製された水の事を言います。
『コカミドプロピルベタイン』は天然のヤシ油を原料として作られた洗浄成分です。洗ったあともごわつかず、しなやかに仕上がる特性があります。
『ラウロイルメチルアラニンNa』は植物性の脂肪酸、ラウリン酸というのを原料に作られるアミノ酸系の洗浄成分です。比較的安全性は高いようです。
『ラベンダー花エキス』はラベンダーの花から抽出したエキスの事です。抗炎症作用や抗菌作用、抗酸化作用などの働きをすると言われています。
『ローズマリー葉エキス』はマンネンロウと言う植物の葉から抽出されたエキスで、保湿作用や収れん作用、酸化防止作用などの働きがあると言われています。
『カミツレ花エキス』はキク科の植物のカミツレの花から抽出したエキスです。保湿作用、抗炎性作用、養毛作用、収れん作用、殺菌作用、血行促進作用などの働きすると言われています。
『セージ葉エキス』は日本ではサルビアと言われるシソ化の植物で 酸化防止、抗炎症、血行促進、肌荒れ防止などの効果があります。
『セイヨウハッカ葉エキス』はシソ科のセイヨウハッカ(ペパーミント)と言う植物の葉から抽出したエキスです。抗菌効果や保湿作用なあどがあり独特の香りがあるので香料にも使用されています。
『タチジャコウソウエキス』はヨーロッパ原産のシソ科の植物で葉や茎を乾燥させて作られます。収斂作用や抗菌作用があると言われています。香辛料としても使用されているようです。
『ホホバ葉エキス』はホホバの葉から抽出したエキスです。保湿作用や抗酸化作用があると言われています。
『ポリクオタニウム-10』はトウモロコシなどの繊維よりつくられる成分で毛髪などに付着して保護し薄い皮膜を作り、コンディショニング効果を出す働きがあります。
『クエン酸』は、有機酸の一つで、主に柑橘類などに酸味成分として含まれています。アルカリ性物質の中和(ph値調整)や髪をサラサラにする効果もあります。
『ポリクオタニウム-51』は医療用として研究開発された成分でヒアルロン酸と同等以上の保湿力があり、肌を保護して潤いを保つ働きをします。汗や水に濡れても保湿力を保つ特長をもっています。
『グリセリン』はヤシの実などの「油脂」を原料として抽出されます。毒性はほとんど無く保湿剤として化粧品などに多く使用されています。
『BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。
不明な成分と問題ありな成分としては
「(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー」セラキュートと言う名称で呼ばれています。セラミドに非常に似ているのですが肌になじみやすいと言う効果があるようです。セラミドと比べると短期間で効果が現れるらしいです。ですが、新しく開発された成分なので安全性に関しては不明とさせていただきました。
「ラウレス硫酸Na」は陰イオン界面活性剤で洗浄剤や乳化剤や気泡剤などとして使用されているようですが非常に脱脂力が強いので頭皮を傷める可能性が高い成分です。
「香料」は厚生労働省が定めた旧表示成分にも加えられているように皮膚に対して刺激があり、炎症などトラブルを起こす可能性の高いとされている成分です。
「サリチル酸Na」は角質溶解剤や防腐剤として使われている成分です。化粧品や医薬部外品などに使用されていて安全だと思われがちですが、古い角質を落とすのではなく、角質を溶かして落とすという無茶苦茶な働きをするので少々問題ありな成分とさせていただきました。
「メチルパラベン」「プロピルパラベン」はパラオキシベンゾエート(パラオキシ安息香酸エステル)の略称で、多種多様の化粧品に含まれています。パラベンには、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジルパラベンと5種類あります。ブチル・プロピル・エチル・メチルの順に防腐剤としての効果が高いそうですが、肌への負担も大きいので、化粧品類などではエチル・メチルが主に使われています。パラベンには肌への効能はなく、防腐剤の役割をはたすのですが、パラベンが原因で皮膚障害(アレルギー)を起こすという人がたまにいるようです。
無印良品
【7種類のハーブ・フレグランスシャンプー】使用前の頭皮画像
↓ ↓ ↓
無印良品
【7種類のハーブ・フレグランスシャンプー】使用後の頭皮画像
↓ ↓ ↓
無印良品
7種類のハーブ・フレグランスシャンプーの評価
指通り ★★★★★☆
オススメ度 ★★☆☆☆☆
使用感 ★★★★☆☆
毛穴洗浄度 ★★☆☆☆☆
安全度 ★☆☆☆☆☆
総合判定 ★★★☆☆☆
香りに関しては、ハーブ系の香りと言よりは
入浴剤のような香りのような・・・。
人によっては子どものころに父親が使っていた
ヘアリキッドの匂いを思い出す方もいると思います。
個人的には問題ありませんが、はっきりと
好みが分かれる香りと思いました。
シャンプーの粘性に関しては少し水っぽい
感じがしましたが問題ない程度です。
泡立ちに関しては、シャンプー1回目のときは
イマイチでしたが、2回目の泡立ちは普通に良い
と思いました。
洗っている最中はキシみ感は、ほとんど
ありませんでした。
すすぎの段階で泡切れなどは良かったのですが、
気持ちキシむ感じがします。
ドライヤーで乾かした後はゴワつき感もなく
非常に良いと思いました。
頭皮と毛穴の画像に関してはご覧の通りの結果です。
思ったより、汚れなどが落ちている感じがします。
と言ってもラウレス硫酸Naの影響もあるかと思われますが・・・。
ハーブ系の香りが好きな方、
無印良品のブランドが好きな方、
ノンシリコンと言う響きに弱い方には
向いているシャンプーだと思います。
が
安全性を重視されている方、
本気で頭皮の健康を考えている方、
無香料や微香系シャンプーを探している方
には向いていないシャンプーです。
正直、最近評価した大手メーカーさんの
シャンプーよりはまだマシかもしれません。
が
無印良品のブランドから見れば、間違いなく
良品レベルでは無い!!!
と思いました。