今回は株式会社ネイチャーラボさんの
ジャングルハピネス シャンプーについて
評価したいと思います。
ノンシリコンで、髪、自然に還る。
ジャングルハピネスシャンプーはアミノ酸配合で
髪にも頭皮にもやさしいノンシリコンシャンプーです。
キューティクルに付着したシリコンや汚れを洗い流し、
栄養成分を浸透させて髪を補修します。
また、頭皮にハリをもたせて、フェイスラインの
エイジングケアも期待できます。
や
ジャングルハピネスシャンプーには、
40種類以上の豊富な栄養成分が含まれています。
シリコン入りのトリートメントで髪を
コーティングするのではなく、髪と頭皮を
しっかりと洗浄し、栄養成分を浸透させることで、
必要以上にコーティングをしなくても髪本来の
美しさを取り戻します。
また、頭皮から根本的なケアをすることで、
子供の頃のような髪へとよみがえります。
とホームページや各販売サイトでは書かれていますが、
はたしてどうでしょうか!?
まずは成分チェック。
株式会社ネイチャーラボ
【ジャングルハピネス シャンプー】成分
水、グリセリン、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドDEA、コカミドプロピルベタイン、BG、ココイルグルタミン酸TEA、ペンチレングリコール、ポリクオタニウム-10、塩化Na、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、クエン酸、安息香酸Na、メチルパラベン、オレンジ油、ペンテト酸5Na、カンゾウ根エキス、エタノール、センブリエキス、ポリソルベート80、白金、加水分解コンキオリン、ポリクオタニウム-61、加水分解酵母、グリチルリチン酸2K、PPG-9、タウリン、リシンHCI、グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCI、セリン、バリン、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、アラントイン、フェニルアラニン、アルギニン、プロリン、チロシン、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na
『グリセリン』
『ラウロイルメチルアラニンNa』
『コカミドDEA』
『コカミドプロピルベタイン』
『BG』
『ココイルグルタミン酸TEA』
『ペンチレングリコール』
『ポリクオタニウム-10』
『塩化Na』
『クエン酸』
『オレンジ油』
『ペンテト酸5Na』
『カンゾウ根エキス』
『センブリエキス』
『加水分解コンキオリン』
『加水分解酵母』
『グリチルリチン酸2K』
『タウリン』
『リシンHCI』
『グルタミン酸』
『グリシン』
『ロイシン』
『ヒスチジンHCI』
『セリン』
『バリン』
『アスパラギン酸Na』
『トレオニン』
『アラニン』
『イソロイシン』
『アラントイン』
『フェニルアラニン』
『アルギニン』
『プロリン』
『チロシン』
『イノシン酸2Na』
『グアニル酸2Na』
のような洗浄成分とコンディショニング成分などは
問題ないのですが
「ベヘナミドプロピルジメチルアミン」
「ポリクオタニウム-61」
「PPG-9」
の成分に関しては、かなり調べたのですが
安全性に関しては不明でした。
「安息香酸Na」
「メチルパラベン」
「エタノール」
「ポリソルベート80」
「白金」
などは、少々問題ありな成分です。
ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・
問題ない成分としては
『ラウロイルメチルアラニンNa』は植物性の脂肪酸、ラウリン酸というのを原料に作られるアミノ酸系の洗浄成分です。比較的安全性は高いようです。
『コカミドDEA』はヤシ油から抽出した成分で、気泡力や洗浄力・安定性・感触の良さ・粘度を高めるために、他の界面活性剤の補助として配合され、刺激性が少なく安全性の高い成分です。
『コカミドプロピルベタイン』は天然のヤシ油を原料として作られた洗浄成分です。洗ったあともごわつかず、しなやかに仕上がる特性があります。
『BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。
『ココイルグルタミン酸TEA』はヤシの実から抽出した刺激が少ない成分で水への溶解性がよく、気泡力、洗浄力があります。毛髪の保護作用、修復作用があるといわれています。
『ペンチレングリコール』はアルコールの一種で適度な保湿性があり、抗菌効果もあるので防腐剤を低減した化粧品などに使用されています。毒性に関しては低いようです。
『ポリクオタニウム-10』はトウモロコシなどの繊維よりつくられる成分で毛髪などに付着して保護し薄い皮膜を作り、コンディショニング効果を出す働きがあります。
『塩化Na』食塩として用いられる塩のことで収れん作用があり毛髪のキューティクルを整える働きがあります。
『クエン酸』は、有機酸の一つで、主に柑橘類などに酸味成分として含まれています。アルカリ性物質の中和(ph値調整)や髪をサラサラにする効果もあります。
『オレンジ油』はスイートオレンジの皮から抽出されるオイルの事を言います。アロマ効果がある他、抗炎症、殺菌、収斂などの効果があるとされています。
『ペンテト酸5Na』は防腐剤として使用されています。パラベンよりはアレルギー性も低く、比較的安全性が高いとされています。
『カンゾウ根エキス』はマメ科の植物、甘草の根から抽出されるエキスです。抗炎症作用、抗アレルギー作用、保湿作用があります。
『センブリエキス』はリンドウ科の植物のセンブリから抽出したエキスです。育毛作用があるとして使用されているようです。
『ポリソルベート80』は乳化剤として使用されている成分です。比較的安全で水に溶けない香料や色素などの溶解剤としても使用されます。
『加水分解コンキオリン』はポリペプチドと各種アミノ酸から出来ている成分です。保湿効果、皮膚細胞の活性効果があり乾燥防止などを目的とした商品に使用されています。
『加水分解酵母』はビタミンB2やB6、アミノ酸などを多く含んでいる成分です。肌の水分蒸発防止効果や皮膚細胞の修復効果などの働きをします。
『グリチルリチン酸2K』は抗炎症、抗アレルギー作用から慢性、急性の皮膚炎に対して効果があり、ニキビや肌荒れのケアなどにも効果がある成分なので問題のない、むしろ良い成分です。
『タウリン』は魚介類などに多く含まれるアミノ酸の一種で、傷んだ髪を健康な状態に修復する働きがあるとされています。
『リシンHCI』は皮膚から分泌されるアミノ酸の一種です。皮膚に弾力性や柔軟性を与える働きがあります。
『グルタミン酸』は天然タンパク質中の主要構成成分で、遊離の状態で生体組織や食品中に広く存在しています。保湿作用などがあるとされています。
『グリシン』は、最も簡単な不せい炭素原子を持たない唯一のアミノ酸です。解毒作用や血管拡張作用の効果があるとされています。
『ロイシン』は、必須アミノ酸の一つで、髪を育てる意味で考えると食べ物として摂取するのがベストなのですがシャンプーなどに配合させるのは『?』という感じです。
『ヒスチジンHCI』は必須アミノ酸の一つで、ヘアコンディショニング成分として使用されています。
『バリン』は必須アミノ酸の一つで、リジン、プロリンと組み合わせる事で髪の成長を促進する働きがあります。
『アスパラギン酸Na』はアミノ酸の一種で栄養と活力を与える効果があると言われていて、保湿効果や皮膚コンディショニング効果などを目的に使用されているようです。
『トレオニン』は必須アミノ酸の一種で、保湿効果や皮膚の保護作用があるとされています。
『アラニン』は不せい炭素1個を有する最も簡単なアミノ酸です。保水性や保湿性に優れているとされています。
『イソロイシン』必須アミノ酸の一つで、血管拡張作用があり、髪の内部にある繊維質を補強する働きがあります。
『アラントイン』はコンフリーと言う植物の根や葉、小麦の芽などに含まれている成分で、細胞増殖作用があり、保湿効果や抗炎症効果があるとされています。
『フェニルアラニン』は必須アミノ酸の一つで、髪内部の保水力を高め髪の芯まで潤いを与える働きがあります。
『アルギニン』は天然に存在するアミノ酸の一つで、髪の栄養分と同様のアミノ酸でもあるので傷んだ髪に入り込み弾力を与える働きをします。
『プロリン』はアミノ酸の中で最も水分保湿に優れた成分です。コンディショニング効果や保湿効果があるとされています。
『チロシン』はタンパク質に含まれるアミノ酸の一つで、メラニンの原料とされていて黒々とした髪を育てる働きをするとされています。
『イノシン酸2Na』は複合アミノ酸の一つで、保湿効果があるとして皮膚コンディショニング剤として使用されています。
『グアニル酸2Na』は複合アミノ酸の一つで、保湿効果があるとして使用されています。
安全性が不明な成分と、問題ありな成分としては
「ベヘナミドプロピルジメチルアミン」は帯電防止剤として使用されているコンディショニング成分です。安全性に関しては不明です。
「ポリクオタニウム-61」はリン脂質類似構造を持つ成分で、皮膜形成剤や保湿剤として使用されています。ダメージを修復する成分としても使用されます。安全性に関しては不明です。
「PPG-9」は無色透明な多価アルコールの誘導体で保湿作用やコンディショニング作用があります。皮膚柔軟剤としても使用されていて弱いですが刺激があるとされています。
「安息香酸Na」は防腐剤・保存剤・静菌作用として使用されていて皮膚、粘膜、目、鼻、のどに刺激があると言われています。染色体異常の報告もあり、アレルギーを起こすとも言われています。アトピーの人が特に気をつけなければいけない成分です。
「メチルパラベン」とはパラオキシベンゾエート(パラオキシ安息香酸エステル)の略称で、多種多様の化粧品に含まれています。パラベンには、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジルパラベンと5種類あります。ブチル・プロピル・エチル・メチルの順に防腐剤としての効果が高いそうですが、肌への負担も大きいので、化粧品類などではエチル・メチルが主に使われています。パラベンには肌への効能はなく、防腐剤の役割をはたすのですが、パラベンが原因で皮膚障害(アレルギー)を起こすという人がたまにいるようです。
「エタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されています。頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。
「ポリソルベート80」は非イオン系の合成界面活性剤で油性成分の乳化や可溶化に使用されている成分です。合成界面活性剤なので問題ありな成分とさせていただきました。
「白金」は一般的にはプラチナという言われ方をしている金属です。アンチエイジング的な役割をするようなイメージで配合させているのだと思いますが、金属を粒子にさせて使用しているのでプラチナナノコロイドと違い、ナノ化をさせていない分、若干危険度は少ないのかもしれませんが長い間使用する成分ではないような気がします。この製品ではコンディショニング成分として配合されているそうです。
株式会社ネイチャーラボ
【ジャングルハピネス シャンプー】使用前の頭皮画像
↓ ↓ ↓
株式会社ネイチャーラボ
【ジャングルハピネス シャンプー】使用後の頭皮画像
↓ ↓ ↓
株式会社ネイチャーラボ
ジャングルハピネス シャンプーの評価
指通り ★★★★☆☆
オススメ度 ★☆☆☆☆☆
使用感 ★★★☆☆☆
毛穴洗浄度 ☆☆☆☆☆☆
安全度 ☆☆☆☆☆☆
総合判定 ★★☆☆☆☆
使った感じとしては、オレンジの香りもあって
洗っている最中は心地よかったのですが
コンディショニング効果のある成分が多く
配合されているせいか凄く濯ぎに時間がかかって
大変でした。
以前、評価させていただいた
50の恵 頭皮の養潤シャンプー同様に
美容液成分を配合させているタイプの
シャンプーなので画像をご覧になると
分かると思いますが、頭皮や毛穴の汚れが
落ちていません。
ジメチコンなどを使用しないノンシリコンシャンプーで
指通りを求めたい方にはオススメですが、
頭皮や毛穴の洗浄重視の方にはオススメしません。