今回は、花王さんの
アジエンス シャンプー
インナー・リッチを
評価させていただきます。
髪の傷み・パサつきがきになるあなたに
毛先までリッチな質感。
吸いつくような触れ心地。
紫外線やエアコン、ドライヤーによる
傷みやパサつきが気になる方に。
東洋エナジーエッセンスに加えて、
王乳(ローヤルゼリー)エキス(保湿成分)を配合。
毛先までしっとりとしたうるおいを与えます。
東洋人本来の美しさを引き出して芯からしなやかな髪へ。
陽の光を浴びて熟した花果実の香りで、
髪と心が満ちていく豊かなバスタイムをお楽しみください。
や
「アジエンス インナー・リッチ シャンプー」は、
毛先までリッチな質感、吸いつくような触れ心地に
導くシャンプーです。
濃密な泡が洗いながら髪内部の毛髪繊維に働きかけ、
髪本来のしなやかさを引き出します。
陽の光を浴びて熟した花果実の香り。
や
●内側からもろくなりやすく、毛先にいくほど
芯の力が足りないと感じる現代女性の為にインナー・リッチ
●毛先までリッチな質感!吸いつくような触れ心地
●素のままで自信がもてる生命感あふれる髪へ
●濃密な泡が、洗いながら髪内部の毛髪繊維に働きかけ、
髪本来のしなやかさを引き出します。
●東洋人本来の美しさを目覚めさせるエナジーケア発想
●東洋エナジーエッセンス高配合
・真珠プロテイン
・椿油、朝鮮人参エキス
・月桃エキス
・アロエエキス
●陽の光を浴びて熟した花果実の香り
と、アジエンス シャンプーインナー・リッチの
サイトや販売サイトには書かれています。
まずは、成分をチェック
花王
【アジエンス シャンプー インナー・リッチ】内容成分
水、ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、コカミドMEA、ジステアリン酸グリコール、PPG-7、ローヤルゼリーエキス、加水分解コンキオリン、ツバキ油、オタネニンジンエキス、ゲットウ葉エキス、アロエベラエキス-1、リンゴ酸、乳酸、ハイブリッドヒマワリ油、ラウラミドプロピルベタイン、ジメチコン、ミリスチルアルコール、イソデシルグリセリルエーテル、ラノリン脂肪酸、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、カエサルピニアスピノサヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ステアリルアルコール、ラウレス硫酸Na、ラウレス-4、ラウレス-16、ラウリルヒドロキシスルタイン、安息香酸Na、リン酸、BG、ベンジルアルコール、トルエンスルホン酸、水酸化K、水酸化Na、カラメル、香料
『水』
『コカミドMEA』
『ジステアリン酸グリコール』
『ローヤルゼリーエキス』
『加水分解コンキオリン』
『ツバキ油』
『オタネニンジンエキス』
『ゲットウ葉エキス』
『アロエベラエキス-1』
『リンゴ酸』
『乳酸』
『ハイブリッドヒワマリ油』
『ラウラミドプロピルベタイン』
『ポリクオタニウム-10』
『カエサルピニアスピノサヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド』
『グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド』
『リン酸』
『BG』
『水酸化K』
『カラメル』
のような成分は問題ないのですが
「PPG-7」
「イソデシルグリセリルエーテル」
「ステアロキシプロピルジメチルアミン」
「ポリクオタニウム-7」
「トルエンスルホン酸」
の成分の安全性に関しては不明でした。
「ラウレス硫酸アンモニウム」
「エタノール」
「ジメチコン」
「ミリスチルアルコール」
「ラノリン脂肪酸」
「セトリモニウムクロリド」
「ステアリルアルコール」
「ラウレス硫酸Na」
「ラウレス-4」
「ラウレス-16」
「ラウリルヒドロキシスルタイン」
「安息香酸Na」
「ベンジルアルコール」
「水酸化Na」
「香料」
などは、少々問題ありな成分です。
ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・
問題ない成分としては
『水』は蒸留やイオン交換などで精製された水の事を言います。
『コカミドMEA』は、ヤシ油から抽出される植物系の成分で製品を安定化させる働きがあります。乳化作用もあるので乳化剤の役割もする成分です。
『ジステアリン酸グリコール』はリンゴ酸やクエン酸と同様のフルーツ酸の一種で肌の奥にある真皮中のコラーゲン・エラスチンなどといった細胞を増加させ、真皮を厚くする働きがあります。主に、不透明化剤、保護剤、親油性増粘剤、乳化安定剤、パール化剤などとして使用されています。
『ローヤルゼリーエキス』はミツバチが分泌する女王蜂の餌から抽出したエキスでヒドロキシデセン酸、ビタミンB,パントテン酸、アミノ酸などの成分を多く含んでいます。保湿、皮膚細胞の活性、皮膚の保護、殺菌などに効果があると言われています。
『加水分解コンキオリン』はアコヤ貝や真珠などから得られる動物性のタンパク質を含んだ成分です。保湿効果があって髪や肌になじみやすく潤いとツヤを与えると言われています。
『ツバキ油』はツバキの種子から抽出した脂で、皮膚に対してなじみやすく乾燥から肌を保護する働きがあります。油の中ではオリーブオイル以上に酸化安定性が高いと言われています。
『オタネニンジンエキス』はウコギ科の多年草の御種人参から抽出したエキスで皮膚の老化をおさえ、保湿効果が期待されると言われています。
『ゲットウ葉エキス』はショウガ科の月桃(ゲットウ)と言う植物の葉から抽出したエキスです。肌に弾力やハリを与え、老化防止の働きをすると言われています。
『アロエベラエキス-1』はアロエベラの葉から抽出したエキスで、保湿効果や抗炎症作用などの働きをします。
『リンゴ酸』はリンゴに多く含まれる有機酸の一種です。ph調整剤や髪をサラサラにする働きをすると言われています。
『乳酸』は体内でも精製される成分です。しなやかさとツヤを与える為に配合されているようです。
『ハイブリッドヒワマリ油』はキューティクルを保湿する為の成分で髪の外側をコーティングして、なめらかな手触りにすると言われています。
『ラウラミドプロピルベタイン』は天然のヤシ油等を原料として作られているアルカリ性の洗浄剤で、泡立ちがマイルドになると言われています。
『ポリクオタニウム-10』はトウモロコシなどの繊維よりつくられる成分で毛髪などに付着して保護し薄い皮膜を作り、コンディショニング効果を出す働きがあります。
『カエサルピニアスピノサヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド』植物性脂肪酸から作られる成分です。お肌へ刺激の少ない洗浄成分と、うるおい成分が分離しないように、安定して汚れを落とす目的で使用されているようです。帯電防止や、コンディショニング効果もあるようです。
『グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド』はインドやパキスタン地方などで栽培される一年生の豆科植物グァーの実からとれる水溶性の天然多糖類で増粘、乳化安定だけではなく毛髪のコンディショニング性を向上させる働きがあります。
『リン酸』はリンのオキソ酸の一種でオルトリン酸とも呼ばれています。リン自体は人体に必須のミネラルなので問題ない成分だと思います。
『BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。
『水酸化K』はph調整剤として使用されているアルカリ成分です。角質を柔らかくする働きがあると言われています。
『カラメル』はブドウ糖や水あめなどの糖類を熱して分解させて作った成分です。淡褐色や他の色素に混ぜて微妙な色を出すのに使います。
不明な成分と問題ありな成分としては
「PPG-7」は、非イオン系の界面活性剤で、可溶化力が高く化粧品の可溶化剤として使用されたり保湿剤として使用されていますが、これも安全性に関しては不明です。
「イソデシルグリセリルエーテル」は非イオン系の界面活性剤で洗浄成分として使用されているようです。安全性に関しては不明でした。
「ステアロキシプロピルジメチルアミン」化学合成成分で、油剤としてシャンプーやリンス、コンディショナーなどに使用されています。シミの原因になるとも言われています。調べつくしましたが安全性に関しては不明です。
「ポリクオタニウム-7」はアクリルアミドと塩化ジメチルジアリルアンモニウムの共重合体で特殊な臭いのする成分で、帯電防止性やコンディショニング性に優れてると言われていますが環境に対してあまり良いとは言えない成分です。
「トルエンスルホン酸」は工業用でも使用されている界面活性剤です。すすぎや乾燥後の手触りを良くする為に使用されているようですが、接着剤を製造する時やボールペンのインクを製造する為などにも使用されている成分ですので、限りなく問題ありな成分に近いのですが、不明な成分とさせていただきました。
「ラウレス硫酸アンモニウム」は陰イオンの合成界面活性剤です。非常に良い泡立ちがあるのですが発ガン要素がある為、問題ありな成分とさせていただきます。
「エタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されています。頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。
「ジメチコン」は化粧品やヘアコンディショニング剤などとして使用される界面活性剤で、柔軟性のある皮膚を保ち髪のダメージを修復して、しなやかでつやのある毛髪にするために用いられますが、毛穴をコーティングしてしまうという弱点があります。頭皮ケアの事を考えるとオススメできない成分です。
「ミリスチルアルコール」はヤシ油から抽出される天然アルコールです。泡安定剤や乳化安定剤、増粘剤として使用されているようです。天然アルコールなのですがアルコールですので問題ありな成分とさせていただきました。
「ラノリン脂肪酸」はラノリンをアルカリで加水分解して後にラノリンアルコールという物質を除去して作らせる成分で乳化剤や感触改良剤などとして使われています。アレルギーの報告があります。
「セトリモニウムクロリド」はカチオン界面活性剤のコンディショニング剤で帯電を防止させたり、髪を柔らかくさせる働きがあります。リンスやコンディショナーに配合されるべき成分です。タンパク変成作用や殺菌作用があるので頭皮には付けないほうが良いです。
「ステアリルアルコール」は鯨ロウや親水ワセリン、マッコウ鯨油から生成される高級アルコールです。皮膚保護効果や保湿効果などの働きをすると言われていますが、皮膚炎症などのアレルギーを起こす場合もあると言われていますので問題ありな成分とさせていただきました。
「ラウレス硫酸Na」は陰イオン界面活性剤で洗浄剤や乳化剤や気泡剤などとして使用されているようですが非常に脱脂力が強いので頭皮を傷める可能性が高い成分です。
「ラウレス-4」は非常に脱脂力が強い洗浄成分です。必要な皮脂まで余計に落としてしまうという欠点があります。
「ラウレス-16」は非常に脱脂力が強い洗浄成分で必要な皮脂まで落としてしまうという欠点があります。
「ラウリルヒドロキシスルタイン」は、両性界面活性剤で起泡性、洗浄力は陰イオンに劣りますが皮膚や目に対する刺激が少ない成分だと言われていますが、極まれに皮膚に刺激を与えピリピリ感が出る場合もあります。
「安息香酸Na」は防腐剤・保存剤・静菌作用として使用されていて皮膚、粘膜、目、鼻、のどに刺激があると言われています。染色体異常の報告もあり、アレルギーを起こすとも言われています。アトピーの人が特に気をつけなければいけない成分です。
「ベンジルアルコール」は天然にも存在する成分ですが主に化学合成して作られています。溶剤としても使用されますが防腐効果もあるので防腐剤として使用されているようです。アレルギー反応を起こすと言われています。
「水酸化Na」は、水酸化ナトリウムの事で乳化剤や変性剤などに使われる代表的なアルカリ剤です。pH調整剤としても使用されますが、アレルギーを起こすと言う報告も出ているので問題ありな成分とさせていただきました。
「香料」は厚生労働省が定めた旧表示成分にも加えられているように皮膚に対して刺激があり、炎症などトラブルを起こす可能性の高いとされている成分です。
花王
【アジエンス シャンプー インナー・リッチ】
使用前の頭皮画像
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花王
【アジエンス シャンプー インナー・リッチ】
使用後の頭皮画像
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花王
アジエンス シャンプー インナー・リッチの評価
指通り ★★★★☆☆
オススメ度 ☆☆☆☆☆☆
使用感 ★★★★★☆
毛穴洗浄度 ☆☆☆☆☆☆
安全度 ☆☆☆☆☆☆
総合判定 ★☆☆☆☆☆
香りに関しては、「熟した花果実の香り」の
ような感じはしませんでしたが、個人的には
良い香りだとは思いました。
正直、「熟した花果実の香り」と言われても
イメージが付きにくいのですが・・・。
シャンプーの粘性に関しては、前回評価させていただいた
「アジエンス シャンプー ネイチャー・スムース」と同様、
ネバッぽく感じます。
泡立ちに関しては、シャンプー1回目、2回目共に
そこそこ良かったという感じです。
洗っている最中はキシみ感は、ほとんどなく
感触としては良かったです。
すすぎに関しては、アジエンスのネイチャー・スムース
同様に想像していたより泡切れは良かったと思います。
ただ、前に評価させていただいたセグレタやアジエンスの
ネイチャー・スムース以上に指に髪が引っかかるような
感じがしました。
ドライヤーで乾かした後は、若干ゴワつき感がありました。
ボリューム感はアジエンスのネイチャー・スムースより、
出た感じがしました。
頭皮と毛穴の汚れに関しては、ご覧の通り
ほとんど落ちていませんでした。
CMのイメージだけで購入される方、
内容成分は抜きにしてボリューム感が欲しい方
には向いているシャンプーだと思います。
が
安全性を重視したい方、
本当に髪のケアや頭皮ケアをしたい方、
洗浄力のあるシャンプーを求めている方
などには向いていないシャンプーだと思います。