今回は、オブ・コスメティクスさんの
クレンジングオブヘア・01について
評価させていただきます。
さっぱり生まれたての髪、無垢な肌
天然クレイが毛穴の汚れをすっきりと取り去り
海藻エキスや海塩が髪と地肌を健やかに整えます。
ベルガモット、レモン、オレンジ、ユズなどの柑橘類を
主体に、ムスクやバジル、コリアンダーなどアロマを
ブレンド。
男女の区別なく好感のもてる爽やかなユニセックスな香りです。
天然のクレイをベースにした、髪と地肌のクレンジング料です。
微細な孔のたくさんあいた粘土成分が、頭皮のアカや汚れを
吸着して皮脂のつまりを防ぎます。
またムクロジエキス、オウゴンエキス、海藻エキス、海塩が
頭髪を清浄にして頭皮環境を整えます。
毛髪ダメージを補修して髪をサラサラにするケラチン&コラーゲン配合。
と、オブ・コスメティクスのサイトには書かれています。
まずは、成分をチェック
オブ・コスメティクス
【クレンジングオブヘア・01】全成分
水、ココイルメチルタウリンNa、ケイソウ土、モンモリロナイト、塩化Na、モロッコ溶岩クレイ、タナクラクレイ、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コラーゲン、ムクロジエキス、オウゴンエキス、リパーゼ、海塩、褐藻エキス、紅藻エキス、緑藻エキス、ポリクオタニウム-10、BG、フェノキシエタノール、エチルパラベン、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料
『水』
『ココイルメチルタウリンNa』
『ケイソウ土』
『モンモリロナイト』
『塩化Na』
『モロッコ溶岩クレイ』
『タナクラクレイ』
『加水分解ケラチン』
『加水分解コラーゲン』
『ムクロジエキス』
『オウゴンエキス』
『リパーゼ』
『海塩』
『褐藻エキス』
『紅藻エキス』
『緑藻エキス』
『ポリクオタニウム-10』
『BG』
のような成分は問題ないのですが
「フェノキシエタノール」
「エチルパラベン」
「メチルパラベン」
「プロピルパラベン」
「香料」
などは、少々問題ありな成分です。
ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・
問題ない成分としては
『水』は蒸留やイオン交換などで精製された水の事を言います。
『ココイルメチルタウリンNa』はヤシ油とタウリン誘導体で構成される洗浄成分です。とても低刺激で、泡立ちも良いのが特徴です。アミノ酸系の洗浄成分に分類されます。
『ケイソウ土』は藻類の一種、珪藻と言う藻類の殻の化石の堆積物の事です。古くなった角質を取り去る効果があると言われています。
『モンモリロナイト』は天然の粘土質の鉱物です。余分な皮脂汚れを吸着させる働きがあると言われています。
『塩化Na』は食塩として用いられる塩のことで収れん作用があり毛髪のキューティクルを整える働きがあると言われています。。
『モロッコ溶岩クレイ』は古代の生物が長い時間をかけミネラルなどを多く含みながら変化したモロッコでしか採れない希少な粘土です。肌にハリを与えたり、皮脂や毛穴の細かい汚れまでしっかり落とすと言われています。
『タナクラクレイ』とは福島県東白川郡棚倉町で採取される海の泥(クレイ)で、数千年前の海のミネラル成分が濃縮している天然鉱物の事を言います。
『加水分解ケラチン』は表皮の角質層や毛髪、爪などに含まれるたんぱく質です。皮膚や毛髪は同じケラチンたんぱく質からできている為、親和性があります。コンディショニング効果や保湿効果、皮膜効果、肌あれ防止などの働きをします。
『加水分解コラーゲン』はコラーゲンタンパクを酸やアルカリ、酵素等などで分解して造られたコラーゲンで水溶性コラーゲンよりも一般的には水溶性に優れていると言われています。
『ムクロジエキス』はムクロジと言う落葉高木の果皮から抽出したエキスです。洗浄効果、抗炎症、抗菌作用があると言われています。
『オウゴンエキス』はシソ科のコガネバナと言う植物の根から抽出したエキスで抗消炎、抗アレルギー、抗菌、収れん、チロシナーゼ阻害効果などの働きがあるとされています。フラボノイドを含んでいて紫外線吸収効果がある為、活性酸素を除去する効果も期待されています。
『リパーゼ』は消化酵素のひとつで、体内では十二指腸から分泌されて食物中の脂肪を分解する、いわゆる脂肪分解酵素です。成分としては問題ありませんが、頭皮の脂肪を分解してしまう可能性があるので、直接頭皮に付けるヘアケア用品に配合させるのは、如何なものかと思います。
『海塩』は、天然海水から天日干し、釜炊きして濃縮させた塩の事です。マグネシウムやカルシウム、カリウムなどを多く含んでいると言われています。
『褐藻エキス』は海藻から抽出される成分で、海藻の種類や組み合わせによって特性は異なりますが、乾燥から肌を守り、ハリを持たせる目的で使用されています。
『紅藻エキス』はテングサやオゴノリなどの紅藻から抽出された海藻エキスでミネラルなどを多く含んでいます。保湿力や抗酸化力に優れています。
『緑藻エキス』は褐藻エキスや紅藻エキスなどと同じ海藻から抽出されたエキスでビタミンやミネラルが豊富に含まれています。髪のツヤを出したり、保護する役割りをします。
『ポリクオタニウム-10』はトウモロコシなどの繊維よりつくられる成分で毛髪などに付着して保護し薄い皮膜を作り、コンディショニング効果を出す働きがあります。
『BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。
問題ありな成分としては
「フェノキシエタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されているのですがこれも種類としては「エタノール」と系統が同じですので頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。
「エチルパラベン」「メチルパラベン」「プロピルパラベン」はパラオキシベンゾエート(パラオキシ安息香酸エステル)の略称で、多種多様の化粧品に含まれています。パラベンには、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジルパラベンと5種類あります。ベンジルパラベン>ブチルパラベン>プロピルパラベン>エチルパラベン>メチルパラベンの順に防腐剤としての効果が高いそうですが、肌への負担も大きいので、化粧品類などではエチル・メチルが主に使われています。パラベンには肌への効能はなく、防腐剤の役割をはたすのですが、パラベンが原因で皮膚障害(アレルギー)を起こすという人がたまにいるようです。
「香料」は厚生労働省が定めた旧表示成分にも加えられているように皮膚に対して刺激があり、炎症などトラブルを起こす可能性の高いとされている成分です。
オブ・コスメティクス
【クレンジングオブヘア・01】使用前の頭皮画像
↓ ↓ ↓
オブ・コスメティクス
【クレンジングオブヘア・01】使用後の頭皮画像
↓ ↓ ↓
オブ・コスメティクス
クレンジングオブヘア・01の評価
指通り ★★☆☆☆☆
オススメ度 ★★☆☆☆☆
使用感 ★★★☆☆☆
毛穴洗浄度 ☆☆☆☆☆☆
安全度 ★★★☆☆☆
総合判定 ★★☆☆☆☆
香りに関しては・・・
「ベルガモット、レモン、オレンジ、ユズなどの
柑橘類を主体に、ムスクやバジル、コリアンダーなど
アロマをブレンド」と説明しているのですが
微かすぎて、ほとんど分りませんでした。(^ ^;
まあ・・・そんなに嫌な香りではありません。
シャンプーの粘性に関しては、
幼少の頃に遊んでいた「粘土」を
思い出す感じの粘性と言うか感触でした。
人によっては、賞味期限切れのねりわさびを
イメージするかも。。。です。
泡立ちに関しては、シャンプー1回目、2回目共に
程よい感じです。
洗っている最中はキシみ感は、ありませんでした。
が、
すすぎはじめると、泡切れは良いですが
指に髪が引っかかり、結構キシみます。
ドライヤーで乾かした後は、そこそこ
ゴワつき感がありました。
頭皮と毛穴の画像に関しては、
ご覧の通りの結果です。
私が予想していた以上に頭皮と毛穴の汚れが
落ちていませんでした(;∀;)
販売サイトでは、週2回程度使うことで
頭皮がキレイとか謳ってましたが・・・・・
画像を見る限り、あえてこちらを使う必要が
あるの(?ロ?)と思ってしまいました。
個性的なシャンプーを求めている方、
美容室で有名なOf HAIRの商品だから・・・
と言う方には向いているシャンプーだと思います。
が
キシむシャンプーが苦手な方、
頭皮や髪の汚れをキレイに落としたい方
などには向いていないシャンプーだと思います。
使う人のことより、商品数を増やして
売上げアップの目的で作ったのでは???
というのが正直な感想です。
本当に古里氏は商品開発に関わっているのでしょうか。。。