今回は、無印良品さんの
リンスインスカルプケアシャンプーについて
評価させていただきます。
ヘアケア成分のハーブエキス配合で、
ハリのある髪と健康的な頭皮を保ちます。
コンディショナーを使用しなくても、
しっとりとした洗いあがりのリンスインタイプです。
と、無印良品 リンスインスカルプケアシャンプーの
販売サイトには書かれています。
まずは、成分をチェック
無印良品
【リンスインスカルプケアシャンプー】成分
水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ポリソルベート80、ラウロイルメチルアラニンNa、PEG-40水添ヒマシ油、カミツレ花エキス、ホホバ葉エキス、アルテア根エキス、センブリエキス、ポリクオタニウム-51、ポリクオタニウム-10、メントール、クエン酸、クエン酸Na、エタノール、サリチル酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料、BG
『水』
『コカミドプロピルベタイン』
『ラウロイルメチルアラニンNa』
『PEG-40水添ヒマシ油』
『カミツレ花エキス』
『ホホバ葉エキス』
『アルテア根エキス』
『センブリエキス』
『ポリクオタニウム-51』
『ポリクオタニウム-10』
『メントール』
『クエン酸』
『クエン酸Na』
『BG』
のような成分は問題ないのですが
「ラウレス硫酸Na」
「ポリソルベート80」
「エタノール」
「サリチル酸Na」
「メチルパラベン」
「プロピルパラベン」
「香料」
などは、少々問題ありな成分です。
問題ない成分としては
『水』は蒸留やイオン交換などで精製された水の事を言います。
『コカミドプロピルベタイン』は天然のヤシ油を原料として作られた洗浄成分です。洗ったあともごわつかず、しなやかに仕上がる特性があります。
『ラウロイルメチルアラニンNa』は植物性の脂肪酸、ラウリン酸というのを原料に作られるアミノ酸系の洗浄成分です。比較的安全性は高いようです。
『PEG-40水添ヒマシ油』はトウゴマの種子から作られる油を酸化しにくい状態に改良したものを原料としてつくられます。
『カミツレ花エキス』はキク科の植物のカミツレの花から抽出したエキスです。保湿作用、抗炎性作用、養毛作用、収れん作用、殺菌作用、血行促進作用などの働きすると言われています。
『ホホバ葉エキス』はホホバの葉から抽出したエキスです。保湿作用や抗酸化作用があると言われています。
『アルテア根エキス』はアオイ科のビロウドアオイという植物の根から抽出したエキスで、抗炎症作用や育毛作用、肌の弾力性向上などの働きをすると言われています。
『センブリエキス』はリンドウ科の植物のセンブリから抽出したエキスです。育毛作用があるとして使用されているようです。
『ポリクオタニウム-51』は医療用として研究開発された成分でヒアルロン酸と同等以上の保湿力があり、肌を保護して潤いを保つ働きをします。汗や水に濡れても保湿力を保つ特長をもっています。
『ポリクオタニウム-10』はトウモロコシなどの繊維よりつくられる成分で毛髪などに付着して保護し薄い皮膜を作り、コンディショニング効果を出す働きがあります。
『メントール』はハッカの葉から抽出している成分で清涼感や強い爽快感があります。
『クエン酸』は、有機酸の一つで、主に柑橘類などに酸味成分として含まれています。アルカリ性物質の中和(ph値調整)や髪をサラサラにする効果もあります。
『クエン酸Na』はpH調整剤や保湿剤などに使用されていて害のない成分だと言われています。
『BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。
問題ありな成分としては
「ラウレス硫酸Na」は陰イオン界面活性剤で洗浄剤や乳化剤や気泡剤などとして使用されているようですが非常に脱脂力が強いので頭皮を傷める可能性が高い成分です。
「ポリソルベート80」は非イオン系の合成界面活性剤で油性成分の乳化や可溶化に使用されている成分です。合成界面活性剤なので問題ありな成分とさせていただきました。
「エタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されています。頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。
「サリチル酸Na」は角質溶解剤や防腐剤として使われている成分です。化粧品や医薬部外品などに使用されていて安全だと思われがちですが、古い角質を落とすのではなく、角質を溶かして落とすという無茶苦茶な働きをするので少々問題ありな成分とさせていただきました。
「メチルパラベン」「プロピルパラベン」はパラオキシベンゾエート(パラオキシ安息香酸エステル)の略称で、多種多様の化粧品に含まれています。パラベンには、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジルパラベンと5種類あります。ブチル・プロピル・エチル・メチルの順に防腐剤としての効果が高いそうですが、肌への負担も大きいので、化粧品類などではエチル・メチルが主に使われています。パラベンには肌への効能はなく、防腐剤の役割をはたすのですが、パラベンが原因で皮膚障害(アレルギー)を起こすという人がたまにいるようです。
「香料」は厚生労働省が定めた旧表示成分にも加えられているように皮膚に対して刺激があり、炎症などトラブルを起こす可能性の高いとされている成分です。
無印良品
【リンスインスカルプケアシャンプー】使用前の頭皮画像
↓ ↓ ↓
無印良品
【リンスインスカルプケアシャンプー】使用後の頭皮画像
↓ ↓ ↓
無印良品
リンスインスカルプケアシャンプーの評価
指通り ★★★★★★
オススメ度 ★☆☆☆☆☆
使用感 ★★★★☆☆
毛穴洗浄度 ★☆☆☆☆☆
安全度 ★☆☆☆☆☆
総合判定 ★★☆☆☆☆
香りに関しては、柑橘系の香りで
個人的には良いと思いました。
シャンプーの粘性に関しては少し水っぽい
感じがします。
泡立ちに関しては、シャンプー1回目のときは
結構泡立ちが悪かったのですが、2回目は普通に
泡立ちました。
洗っている最中はキシむ感じは、ほぼ
ありませんでした。
すすぎの段階で泡切れは良いですが、
いつまでもヌルヌルしている感じがして
まだシャンプー剤が残留しているような
気分になりました(^^;
ドライヤーで乾かした後はゴワつき感もなく
非常に良いと思いました。
が
頭皮と毛穴の画像はご覧の通りの結果です。
面倒くさがりな方、
無印良品マニアの方、
柑橘系の香りが好きな方、
石油系界面活性剤フリーや
ノンシリコンと言う響きに弱い方には
向いているシャンプーだと思います。
が
安全性を重視されている方、
本当にスカルプケア目的で使用したい方
には向いていないシャンプーです。
「スカルプケア」と商品名にありますが
成分、頭皮の洗浄具合から見てしまうと
売るためだけのネーミングとして付けた
としか思えませんでした。