シャンプー評価

オールマイティシャンプーの評価

更新日:

 

 

以前から評価して欲しいという
リクエストにお答えして、
株式会社LEVATIさんの
オールマイティシャンプーについて
評価させていただきます。

 

 

 

 

 

 

いったん傷んだ髪を修復するには、その元となる
頭皮をケアすることが一番近道なのです。
しかし、石油系などの洗浄力の強いシャンプーを
使っていると、髪だけではなく頭皮にもダメージを与え、
フケ・かゆみの原因にもなりかねません。

 

カラー剤やパーマ液は、髪の内部まで浸透して
タンパク質の結合を弱めるので、髪へダメージを与え、
ボリュームのない細い髪となっていきます。
また、それらの薬剤が頭皮に触れると、刺激となって
頭皮の赤み、かぶれや、フケ・かゆみの原因ともなります。
特に、カラーやパーマ後は頭皮も髪も痛んでいるので、
やさしく潤いをあたえるケアが大切です。

 

一般のシャンプーやヘアケア剤には、髪の表面を
コーティングしてつやを出したり指どおりを
よくするすために「シリコン」や「シリコンオイル」などの
オイルが配合されています。
しかし、シリコンで髪をコーティングするとかえって
髪の刺激となったり、また頭皮の毛穴をふさいでしまって
落ちにくく、頭皮も硬くなり健康毛の障害ともなりかねません。

 

 

 

レバティのスキンケアに配合されている天然成分の多糖類、
さらに8種類もの天然アミノ酸を配合し、顔も洗える高品質の
シャンプーの開発に成功しました。
ですからリンス、トリートメントは不要です。

 

髪と肌への負担を考えて、黒ずみや毛穴詰まりの原因となる油分、
アルコールや香料をカット。
頭皮の毛穴詰まりを防いで新陳代謝を促し、健康毛を育みます。
赤ちゃんからお年寄りまでご使用いただけます。

 

 

石油系界面活性剤は一切無添加。 洗浄成分はすべて
とうもろこしやタピオカなどから抽出した植物性天然成分のため、
生分解性が高く(98%が自然に還る)、髪、
肌へのいたわりはもちろん、環境にも優しいのです。

 

 

ニキビの原因となる雑菌が最も繁殖しにくい理想の肌や頭皮の
状態と同じ微酸性だから、ニキビ、吹き出物などの
トラブル予防としてもお奨めです。

 

 

 

 

 ・乾いた髪によく泡立てた泡を使用するドライシャンプー。
 ・フケやかゆみを防ぎ、頭皮・頭髪を健やかに。
 ・リンス不要で、みずみずしくツヤのある仕上がり感。
 ・皮膚の潤いを保ちながら、汗や汚れをしっかりと落とします。
 ・ボディーシャンプーとしてもお使いいただけます。

 

 

 

など販売サイトやホームページには書かれていますが、
はたしてどうでしょうか!?

 

 

 

 

まずは成分チェック。

 

 

株式会社LEVATI
オールマイティシャンプー】成分表
水、ココイルグルタミン酸K、ココイルグルタミン酸Na、デキストリン、シクロデキストリン、カルボマー、ポリアミノプロピルビグアニド、水酸化Na、カプリリルグリコール、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、BHT、グリシン、バリン、アラニン、セリン、アスパラギン酸、アルギニン、トレオニン、トレハロース、マンニトール、ベタイン

 

 

 

 

 

 


ココイルグルタミン酸K
ココイルグルタミン酸Na
デキストリン
シクロデキストリン
ポリアミノプロピルビグアニド
カプリリルグリコール
EDTA-2Na
グリシン
バリン
アラニン
セリン
アスパラギン酸
アルギニン
トレオニン
トレハロース
マンニトール
ベタイン

 

のような成分は問題ないのですが

 

 

 

 

 

 

カルボマー
水酸化Na
フェノキシエタノール
BHT

 

などは、少々問題ありな成分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・

 

 

問題ない成分としては

 

』は蒸留やイオン交換などで精製された水の事を言います。

 

ココイルグルタミン酸K』はヤシ油由来のアミノ酸系の洗浄剤で、その特徴はとてもマイルドに汚れを落とす。洗浄力は控えめ。髪への吸着性があり、洗い上がりはしっとりしあがります。NaやkはTEAと比べるとさっぱりタイプです。 肌と同じ弱酸性で、安全性も高い洗浄剤と言われています。

 

ココイルグルタミン酸Na』はグルタミン酸と脂肪酸からなるアミノ酸系の界面活性剤です。適度な起泡力と洗浄力を持っていて比較的安全性の高い洗剤と言われています。

 

デキストリン』はデンプンを加水分解して作られる添加物です。粘度の調整などに使用されているようです。

 

シクロデキストリン』はデンプンに酵素を作用させて作られる成分で、酸化などの劣化を防いだり、添加物の安定剤として使用されているようです。

 

ポリアミノプロピルビグアニド』は防腐剤として使用されている成分で、刺激性も少なく毒性が極めて低いと言われています。

 

カプリリルグリコール』は炭化水素を水酸化させた化合物で、抗菌性が高く、安全性も高いと言う事で、防腐剤として使用されているようです。

 

EDTA-2Na』はビタミンCの安定化や酸化防止、硬水軟化、殺菌作用などがある成分です。

 

グリシン』は、最も簡単な不せい炭素原子を持たない唯一のアミノ酸です。解毒作用や血管拡張作用の効果があるとされています。

 

バリン』は必須アミノ酸の一つで、リジン、プロリンと組み合わせる事で髪の成長を促進する働きがあります。

 

アラニン』は不せい炭素1個を有する最も簡単なアミノ酸です。保水性や保湿性に優れているとされています。

 

セリン』は多くのタンパク質に少量ずつ含まれています。特に絹のタンパク質のセリシンに多く含まれています。保湿効果が高く、皮膚に柔軟性や弾力性を与える働きをします。

 

アスパラギン酸』はアミノ酸のひとつで、サプリメントに使用されているときは、体内の老廃物の処理などの目的として使用されているようです。化粧品などに使用されるときは、代謝を活性化させるために使用されているようです。

 

アルギニン』は毛髪の構成物質であるケラチンタンパク質の中に多く含まれている成分の一つです。保湿効果があるとされています。

 

トレオニン』は必須アミノ酸の一種で、保湿効果や皮膚の保護作用があるとされています。

 

トレハロース』は自然界の多くの動・植物や微生物中に存在する成分です。ヘアケア商品では保湿成分として使用されています。

 

マンニトール』は植物から抽出される自然界で最も多い糖アルコールで、変質しやすいビタミンやアミノ酸の安定化剤として使用されているようです。

 

ベタイン』は、ビート(砂糖大根)から分離精製される天然の物質であり、動植物界に広く存在している成分です。正式名称:トリメチルグリシンと言います。ベタインは、甘味とうまみにかかわっており、動物ではえび・タコなどの魚介類に、植物では、麦芽・キノコ類などに含まれています。特に、アカザ科の植物に多く、ビートもアカザ科に属しています。ベタインは、グリシンと構造が似ており、陽イオンと陰イオンの両方をもちあわせた天然の両性界面活性剤になるため、ヘアケア製品などで、帯電防止剤やトリートメントの中に入れられています。安全性は高いと言われていて、吸湿性と保水性もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題ありな成分としては

 

カルボマー」とは刺激が少なく、増粘効果が高く、粘度の変化が少なく、さらに微生物による汚染に強いので、増粘剤としてゲルなどに良く使われているようです。合成樹脂が肌に蓋をして、ビニールの膜をつくるので、潤いを感じたり、ぷるぷる肌になったりと使用感はすごく良くなりますが、毛穴を塞ぐので問題ありな成分とさせていただきました。

 

水酸化Na」は、水酸化ナトリウムの事で乳化剤や変性剤などに使われる代表的なアルカリ剤です。pH調整剤としても使用されますが、アレルギーを起こすと言う報告も出ているので問題ありな成分とさせていただきました。

 

フェノキシエタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されているのですがこれも種類としては「エタノール」と系統が同じですので頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。

 

BHT」はジブチルヒドロキシトルエンという名称で酸化防止剤として広く使用されています。皮膚炎や過敏症、発ガン性の疑いがあり、脱毛などを引き起こすと言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社LEVATI
オールマイティシャンプー】使用前の頭皮画像
 ↓ ↓ ↓
オールマイティシャンプーの使用前画像.jpg

 

 

 

 

 

株式会社LEVATI
オールマイティシャンプー】使用後の頭皮画像
 ↓ ↓ ↓
オールマイティシャンプーの使用後画像.jpg

 

 

 

 

 

 

株式会社LEVATI
オールマイティシャンプーの評価

 

  指通り      ★★★★☆☆

 オススメ度    ★☆☆☆☆☆

  使用感     ★★☆☆☆☆

毛穴洗浄度    ☆☆☆☆☆☆

 

  安全度      ★★★☆☆☆

 総合判定     ★★☆☆☆☆ 

 

 

 

 

 

 

 

香りに関しては、ほとんどありませんでした。
かすかに、石鹸のような香りがします。

 

 

 

シャンプーの粘性に関しては、結構ユルいです。
慣れるまで出す量の調整が難しい感じです。

 

 

 

泡立ちに関しては、非常に悪く、1回目のシャンプーだけ
泡立ちが悪いのかと思いきや、2回目のシャンプーの時も
泡立ちが悪かったです。

 

 

泡立ちは悪くても洗っている時にキシみは
感じられませんでした。

 

 

 

しかし、すすぎはじめると、これがアミノ酸系の
シャンプー???と思うほど、キシむというか
ベタつくというか独特な感じで、髪が絡みました。

 

 

が、

 

 

タオルドライ直後とドライヤーで乾かした後は、
髪が絡まず、意外なほどサラサラに仕上がります。

 

この点だけは、良かったです。この点だけは。

 

 

 

 

販売サイトで
頭皮の毛穴詰まりを防いで新陳代謝を促し、
 健康毛を育みます

と謳ってますが、洗った後の画像を見る限り、
頭皮の毛穴詰まりをキープの間違いでは(-_-;)
と思えるほど落ちてません。

 

 

 

評価してほしいという要望が多かっただけに
余計ガックリきました(-。-;)

 

 

 

 

 

 

 

洗浄力を求めている方、
育毛シャンプーとして検討されている方、
泡立ちの良いシャンプーを探している方、
ワックスやヘアスプレーを毎日使っている方
は向いていないシャンプーだと思います。

 

 

 

 

使用感や洗浄力は抜きにして単純に
アミノ酸系シャンプーを探している方、
とにかく仕上がりが良ければ良いという方、
無添加」「天然成分」「特許製法」と言う
キーワードに魅力を感じる方には向いている
シャンプーかと思います。

 

 

 

株式会社LEVATIの公式サイト
 ↓ ↓ ↓
http://www.levati.jp/

 

 

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