シャンプー評価

ヘアメディカル スカルプD OILY シャンプーの評価

更新日:

 

 

スカルプD OILYシャンプー.jpg

 

 

 

 

 

今回は、ヘアメディカルさんの
スカルプD OILY シャンプーについて
評価させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

頭皮の汚れをしっかり落とす、
脂性肌用の薬用スカルプシャンプー。

 

 

きめ細やかな泡と皮脂除去成分が、
頭皮の毛穴に詰まった余分な皮脂、
汗やホコリなどの汚れはもちろん、
落としにくいスタイリング剤も
スッキリ洗い落とし、頭皮環境を
清浄にします。

 

 

 

 

高い洗浄力と、頭皮へのやさしさを両立。

 

新規洗浄成分によって、毛穴の汚れまで
しっかり落とす洗浄力を保ちながら、
頭皮への負担を極力軽減しています。

 

 

 

 

新配合成分で、毛穴の汚れをしっかり落とす。

 

「サリチル酸(βヒドロキシ酸)」が毛穴に
詰まった汚れをしっかり除去。
さらに、「ピロクトンオラミン」が、
フケ・かゆみを抑えて頭皮の環境を整えてくれます。

 

 

 

 

 

と、スカルプD OILY シャンプー
サイトには書かれています。

 

 

まずは、成分をチェック

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘアメディカル
スカルプD OILY シャンプー】内容成分
有効成分
ピロクトンオラミン、グリチルリチン酸2K、サリチル酸

 

その他の成分
ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸エタノールアミド、N-カプリロイルアシルグリシン、濃グリセリン、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩、ホウセンカエキス、オオバナサルスベリエキス、クリサンテルムインディクム抽出液、ユニトリエノールT-27、オトギリソウエキス、オウバクエキス、ユーカリ油、ハッカ油、オレンジ油、BG、1,2-ペンタンジオール、10-ヒドロキシデカン酸BG、エタノール、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、粘度調整剤、pH調整剤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピロクトンオラミン
グリチルリチン酸2K
ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
ヤシ油脂肪酸エタノールアミド
N-カプリロイルアシルグリシン
濃グリセリン
N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩
ホウセンカエキス
オオバナサルスベリエキス
クリサンテルムインディクム抽出液
ユニトリエノールT-27
オトギリソウエキス
オウバクエキス
ユーカリ油
ハッカ油
オレンジ油
BG
1,2-ペンタンジオール
10-ヒドロキシデカン酸BG

 

のような成分などは問題ないのですが

 

 

 

 

 

 

 

 

グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体
粘度調整剤
pH調整剤

 

の成分に関しての安全性は不明でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

サリチル酸
エタノール
ヒドロキシエタンジホスホン酸液

 

は問題ありな成分です。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・

 

 

 

問題ない成分としては

 

ピロクトンオラミン』と言う成分は殺菌作用があり、頭皮の脂が過剰に分泌するのを抑える他に、フケ・カユミを抑え、頭皮を清潔に保つ働きをします。この成分に関しては問題ないと思います。

 

グリチルリチン酸2K』は抗炎症、抗アレルギー作用から慢性、急性の皮膚炎に対して効果があり、ニキビや肌荒れのケアなどにも効果がある成分なので問題のない、むしろ良い成分です。

 

ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液』は皮膚や髪に対する刺激が少ない陰イオン性界面活性剤です。滴度な洗浄力と脱脂力を持っていて弱酸性で起泡力や透明性が良く、酸性シャンプーに適しています。

 

ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液』医薬部外品の場合は、こう呼ばれていますが、化粧品などではコカミドプロピルベタインと呼ばれています。天然のヤシ油を原料として作られた洗浄成分です。洗ったあともごわつかず、しなやかに仕上がる特性があります。

 

ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド』はコカミドDEAの事を言います。ヤシ油から抽出した成分で、気泡力や洗浄力・安定性・感触の良さ・粘度を高めるために、他の界面活性剤の補助として配合され、刺激性が少なく安全性の高い成分です。

 

ヤシ油脂肪酸エタノールアミド』はヤシ油を原料として造られる洗浄成分で起泡性、洗浄力、低温安定性を高める目的で配合されているようです。

 

N-カプリロイルアシルグリシン』抗炎症作用の働きをする成分です。医薬品や医薬部外品などの皮膚外用剤に使用されているようです。安全性は高いと言われています。

 

濃グリセリン』はパーム・ヤシから抽出される成分で、吸水性が高く、柔軟作用や保湿作用があります。

 

N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩』は 植物のトウモロコシやサトウキビなどから抽出したアミノ酸系保湿成分で、静菌効果が高く、安全性の高い成分だと言われています。 ニキビの原因になるアクネ菌を抑える効果が高い成分とも言われています。

 

ホウセンカエキス』はツリフネソウ科のホウセンカの全草から抽出したエキスで抗アレルギー作用や保湿作用などの働きをすると言われています。

 

オオバナサルスベリエキス』はミソハギ科のオオバナサルスベリと言う植物の葉を乾燥させたものからエタノールで抽出したエキスで収斂作用や美白作用、育毛作用があると言われています。

 

クリサンテルムインディクム抽出液』は南アメリカ原産の植物でゴールデンカモミールと呼ばれています。収斂作用や血行促進作用があると言われています。

 

ユニトリエノールT-27』は皮膚上に分泌される皮脂組成のバランスを正常化させると言われている成分で、皮膚の水分量を持続して、皮脂もコントロールすると言われています。

 

オトギリソウエキス』はオトギリソウ科の植物、オトギリソウから抽出されるエキスで、皮脂分泌抑制作用や抗炎症作用、育毛効果、創傷治癒促進作用などの働きをすると言われています。

 

オウバクエキス』はミカン科のキハダという植物の木の皮から抽出したエキスで、抗菌作用や保湿作用、肌荒れ改善効果があると言われています。

 

ユーカリ油』は、オーストラリア原産のフトモモ科の植物、ユーカリノキの葉から抽出した成分です。 芳香作用があり抗炎症作用、抗菌作用、血行促進作用、収れん作用があります。

 

ハッカ油』はシソ科の植物のハッカを水蒸気蒸留して作られる成分で清涼作用の働きをします。清涼感や爽快感を出す為だけに使用されています。この成分が配合されているだけで効果が出ているような感じに錯覚します。

 

オレンジ油』は、オレンジの果実から抽出した成分です。疲れや緊張を解きほぐす作用のある天然の香料で保湿効果、皮膚の活性化作用、洗浄効果があります。

 

BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。

 

1,2-ペンタンジオール』は適度な保湿性があり、抗菌効果もあるので防腐剤を低減した化粧品などに使用されています。

 

10-ヒドロキシデカン酸BG』はローヤルゼリーに含まれる成分を素に作られた成分で、ニキビや吹き出物の改善に必要な抗炎症作用、抗菌作用、皮脂抑制作用の働きがあると言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

不明な成分問題ありな成分としては

 

グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体」保湿効果のある界面活性剤のようです。調べましたが安全性に関して不明でした。

 

粘度調整剤」は文字どおり、粘性を調整するために配合されている成分なのですが、この製品に使用されている粘度調整剤の成分名が分からないようになっているので、不明な成分とさせていただきました。成分名を表記せず「粘度調整剤」としているだけなので場合によっては問題ありな成分を使用している可能性もあります。

 

pH調整剤」はpHを調整させる成分です。「粘度調整剤」同様、この製品に使用されているpH調整剤の成分名が分からないようになっているので、不明な成分とさせていただきました。成分名を表記せず「pH調整剤」としているだけなので場合によっては問題ありな成分を使用している可能性もあります。

 

サリチル酸」は高い防腐効果や殺菌効果のある成分です。化粧品や医薬部外品などに使用されていて安全だと思われがちですが、局所刺激性が非常に強いと言われています。古い角質を落とすのではなく、角質を溶かして落とすという無茶苦茶な働きをするので問題ありな成分とさせていただきました。

 

エタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されています。頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。

 

ヒドロキシエタンジホスホン酸液」は金属イオン封鎖剤で主に化粧品などに使用されている成分で変色や濁り、変質を防ぐ働きをします。毒性があると言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘアメディカル
スカルプD OILY シャンプー】使用前の頭皮画像
 ↓ ↓ ↓
スカルプD OILYシャンプー使用前.jpg

 

 

 

 

 

ヘアメディカル
スカルプD OILY シャンプー】使用後の頭皮画像
 ↓ ↓ ↓
スカルプD OILYシャンプー使用後.jpg

 

 

 

 

ヘアメディカル
スカルプD OILY シャンプーの評価

 

  指通り      ★★☆☆☆☆

 オススメ度    ★★☆☆☆☆

  使用感     ★★☆☆☆☆

毛穴洗浄度    ★★★☆☆☆

 

  安全度      ★☆☆☆☆☆

 総合判定     ★★☆☆☆☆ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香りに関しては、スカルプD独特の香りと言うか、
メントール系の香りのような・・・そんな匂いです。

 

 

 

シャンプーの粘性に関しては、水っぽい感じです。

 

ポンプ式の容器なので出し過ぎるという事は
ないと思います。

 

 

 

泡立ちに関しては、シャンプー1回目、2回目共に
泡立ちやすかったです。

 

 

 

 

 

洗っている最中はあまりキシみ感を感じません
でしたが、すすいでいる最中は想像していたよりも
キシみを感じました。

 

 

 

タオルドライ後も結構キシみを感じました。

 

 

 

ドライヤーで乾かした後は、結構ゴワつきます。

 

このゴワつきの影響で髪にボリュームが出て
一瞬髪の毛が増えたような錯覚を起こす方も
いると思います。

 

 

 

 

 

 

「サリチル酸(βヒドロキシ酸)が毛穴に
 詰まった汚れをしっかり除去」

 

と謳ってますが、スコープで覗いてみると
頭皮の汚れは落ちてますが、肝心の
毛穴の汚れまでは落ちてませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CMに影響されやすい方、
キシむシャンプーが好きな方、
抜け毛や薄毛に悩んでいない方、
あえて高い価格のシャンプーを探している方
などには向いているシャンプーだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

キシみが苦手な方、
安価なシャンプーを探している方、
既に抜け毛や薄毛などに悩んでいる方、
頭皮に負担を掛けない安全な商品を求めている方
などには向いていないシャンプーだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的にサリチル酸が配合されていたのが
残念に思います。

 

 

 

 

それと以前は大々的に謳っていた
専門医師チームが開発した
というキーワードが公式サイトから消えてますね・・・(・・;)

 

開発コンセプトのところを見ても
そのようなことは一切書いて無いですし。

 

 

 

 

まあ・・・・・いろいろと
大人の事情があるのでしょうね・・・( ̄. ̄;)

 

 

 

 

ヘアメディカル
スカルプD OILY シャンプーのページ
 ↓ ↓ ↓
http://www.scalp-d.com/

 

 

 

 

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