今回は、花王さんのエッセンシャルダメージケア
リッチプレミア シャンプーについての
評価をさせていただきます。
毛先までしっとりまとまる。
毛先15cmがみずみずしくぷるんと弾む髪に。
◆天然由来成分「高純度ハニー&シアバター」配合
:毛髪補修・保湿・保護成分(ハチミツ・シア脂)
◆「モイスト浸透ブースター」配合*1うるおいが髪の
内部深くまでたっぷり浸透し、柔軟性を高め、
枝毛・切れ毛を予防します。
◆キメ細かな泡が汚れをしっかり洗い落とし、きしまずに
なめらかな手触りに。
*1毛髪補修・保湿成分(リンゴ酸)
や
エッセンシャルは毛先15cmに天使のツヤ*リング。
毛先15cmが変われば、「カワイイ」はつくれる。
なりたい仕上がりで選べる2つのラインで、
毎日のおしゃれをもっと楽しみたくなる髪に。
と、エッセンシャルダメージケア
リッチプレミア シャンプーの
サイトや販売サイトには書かれています。
まずは、成分をチェック
花王
【エッセンシャル ダメージケア リッチプレミア シャンプー】成分
水、ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、ジステアリン酸グリコール、ラウリルヒドロキシスルタイン、PPG-7、ジメチコン、ハチミツ、シア脂、ラノリン脂肪酸、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ハイブリッドヒマワリ油、リンゴ酸、イソデシルグリセリルエーテル、PPG-3カプリリルエーテル、ミリスチルアルコール、ステアリルアルコール、ベンジルアルコール、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、コカミドMEA、グリシルグリシン、ノバラエキス、BG、ラウレス硫酸Na、ラウレス-4、塩化Na、水酸化K、水酸化Na、リン酸、安息香酸Na、カラメル、黄4、黄5、香料
『水』
『ジステアリン酸グリコール』
『ハチミツ』
『シア脂』
『ハイブリッドヒワマリ油』
『リンゴ酸』
『ポリクオタニウム-10』
『グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド』
『コカミドMEA』
『グリシルグリシン』
『ノバラエキス』
『BG』
『塩化Na』
『水酸化K』
『リン酸』
『カラメル』
のような成分は問題ないのですが
「PPG-7」
「ステアロキシプロピルジメチルアミン」
「イソデシルグリセリルエーテル」
「PPG-3カプリリルエーテル」
「ポリクオタニウム-7」
の成分の安全性に関しては不明でした。
「ラウレス硫酸アンモニウム」
「エタノール」
「ラウリルヒドロキシスルタイン」
「ジメチコン」
「ラノリン脂肪酸」
「ミリスチルアルコール」
「ステアリルアルコール」
「ベンジルアルコール」
「セトリモニウムクロリド」
「ラウレス硫酸Na」
「ラウレス-4」
「水酸化Na」
「安息香酸Na」
「黄4」
「黄5」
「香料」
などは、少々問題ありな成分です。
ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・
問題ない成分としては
『水』は蒸留やイオン交換などで精製された水の事を言います。
『ジステアリン酸グリコール』はリンゴ酸やクエン酸と同様のフルーツ酸の一種で肌の奥にある真皮中のコラーゲン・エラスチンなどといった細胞を増加させ、真皮を厚くする働きがあります。主に、不透明化剤、保護剤、親油性増粘剤、乳化安定剤、パール化剤などとして使用されています。
『ハチミツ』はミツバチがレンゲソウ、ナタネなどの蜜を集めたものを精製した物です。フルクトース、グルコースで、有機酸やビタミンも含んでいて保湿効果があるとされています。
『シア脂』はアカテツ科シアと言う植物の種子から抽出した脂で、シアバターとも呼ばれています。肌を保護する働きやツヤと潤いを与える働きがあると言われていますが、ヘアケア用品の製造工場で研究開発をおこなっている方々に聞いた話では、実際にはシャンプーやコンディショナーなどに配合させても、ほぼ効果は無いと言っていました。
『ハイブリッドヒワマリ油』はキューティクルを保湿する為の成分で髪の外側をコーティングして、なめらかな手触りにすると言われています。
『リンゴ酸』はリンゴに多く含まれる有機酸の一種です。ph調整剤や髪をサラサラにする働きをすると言われています。
『ポリクオタニウム-10』はトウモロコシなどの繊維よりつくられる成分で毛髪などに付着して保護し薄い皮膜を作り、コンディショニング効果を出す働きがあります。
『グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド』はインドやパキスタン地方などで栽培される一年生の豆科植物グァーの実からとれる水溶性の天然多糖類で増粘、乳化安定だけではなく毛髪のコンディショニング性を向上させる働きがあります。
『コカミドMEA』は、ヤシ油から抽出される植物系の成分で製品を安定化させる働きがあります。乳化作用もあるので乳化剤の役割もする成分です。
『グリシルグリシン』はアミノ酸系の皮膚コンディショニング成分で、保湿性が高いと言われています。毛穴を引き締める働きもあるので、化粧品などに使用されているようです。
『ノバラエキス』は野ばらというバラ科の植物の実から抽出したエキスです。ビタミンCが豊富で保湿効果もあると言われています。ローズヒップの事を言います。
『BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。
『塩化Na』は食塩として用いられる塩のことで収れん作用があり毛髪のキューティクルを整える働きがあります。
『水酸化K』はph調整剤として使用されているアルカリ成分です。角質を柔らかくする働きがあると言われています。
『リン酸』はリンのオキソ酸の一種でオルトリン酸とも呼ばれています。リン自体は人体に必須のミネラルなので問題ない成分だと思います。
『カラメル』はブドウ糖や水あめなどの糖類を熱して分解させて作った成分です。淡褐色や他の色素に混ぜて微妙な色を出すのに使います。
不明な成分と問題ありな成分としては
「PPG-7」は、非イオン系の界面活性剤で、可溶化力が高く化粧品の可溶化剤として使用されたり保湿剤として使用されていますが、これも安全性に関しては不明です。
「ステアロキシプロピルジメチルアミン」化学合成成分で、油剤としてシャンプーやリンス、コンディショナーなどに使用されています。シミの原因になるとも言われています。調べつくしましたが安全性に関しては不明です。
「イソデシルグリセリルエーテル」は非イオン系の界面活性剤で洗浄成分として使用されているようです。安全性に関しては不明でした。
「PPG-3カプリリルエーテル」は保湿剤やシリコンなどのような働きをする合成ポリマーです。安全性に関しては不明です。限りなく問題ありな成分に近い成分なのですが、調べつくせない部分がありますので不明な成分として分類させていただきました。
「ポリクオタニウム-7」はアクリルアミドと塩化ジメチルジアリルアンモニウムの共重合体で特殊な臭いのする成分で、帯電防止性やコンディショニング性に優れてると言われていますが環境に対してあまり良いとは言えない成分です。
「ラウレス硫酸アンモニウム」は陰イオンの合成界面活性剤です。非常に良い泡立ちがあるのですが発ガン要素がある為、問題ありな成分とさせていただきます。
「エタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されています。頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。
「ラウリルヒドロキシスルタイン」は、両性界面活性剤で起泡性、洗浄力は陰イオンに劣りますが皮膚や目に対する刺激が少ない成分だと言われていますが、極まれに皮膚に刺激を与えピリピリ感が出る場合もあります。
「ジメチコン」は化粧品やヘアコンディショニング剤などとして使用される界面活性剤で、柔軟性のある皮膚を保ち髪のダメージを修復して、しなやかでつやのある毛髪にするために用いられますが、毛穴をコーティングしてしまうという弱点があります。頭皮ケアの事を考えるとオススメできない成分です。
「ラノリン脂肪酸」はラノリンをアルカリで加水分解して後にラノリンアルコールという物質を除去して作らせる成分で乳化剤や感触改良剤などとして使われています。アレルギーの報告があります。
「ミリスチルアルコール」はヤシ油から抽出される天然アルコールです。泡安定剤や乳化安定剤、増粘剤として使用されているようです。天然アルコールなのですがアルコールですので問題ありな成分とさせていただきました。
「ステアリルアルコール」は鯨ロウや親水ワセリン、マッコウ鯨油から生成される高級アルコールです。皮膚保護効果や保湿効果などの働きをすると言われていますが、皮膚炎症などのアレルギーを起こす場合もあると言われていますので問題ありな成分とさせていただきました。
「ベンジルアルコール」は天然にも存在する成分ですが主に化学合成して作られています。溶剤としても使用されますが防腐効果もあるので防腐剤として使用されているようです。アレルギー反応を起こすと言われています。
「セトリモニウムクロリド」はカチオン界面活性剤のコンディショニング剤で帯電を防止させたり、髪を柔らかくさせる働きがあります。リンスやコンディショナーに配合されるべき成分です。タンパク変成作用や殺菌作用があるので頭皮には付けないほうが良いです。
「ラウレス硫酸Na」は陰イオン界面活性剤で洗浄剤や乳化剤や気泡剤などとして使用されているようですが非常に脱脂力が強いので頭皮を傷める可能性が高い成分です。
「ラウレス-4」は非常に脱脂力が強い洗浄成分です。必要な皮脂まで余計に落としてしまうという欠点があります。
「水酸化Na」は、水酸化ナトリウムの事で乳化剤や変性剤などに使われる代表的なアルカリ剤です。pH調整剤としても使用されますが、アレルギーを起こすと言う報告も出ているので問題ありな成分とさせていただきました。
「安息香酸Na」は防腐剤・保存剤・静菌作用として使用されていて皮膚、粘膜、目、鼻、のどに刺激があると言われています。染色体異常の報告もあり、アレルギーを起こすとも言われています。アトピーの人が特に気をつけなければいけない成分です。
「黄4」「黄5」 は一般的には「着色料」して旧表示成分にも加えられていて皮膚に対しての刺激があり、炎症などトラブルを起こす可能性が高いとされている成分です。現在は、ほとんどタール色素という物質が使われています。このタール色素は発癌性や催奇形性の疑いがあるといわれています。コストが安く色彩も鮮やかに出るので企業側から見れば大変重宝されている成分です。(あくまでも企業側からみればの話で、消費者の事は無視している事になります)
「香料」は厚生労働省が定めた旧表示成分にも加えられているように皮膚に対して刺激があり、炎症などトラブルを起こす可能性の高いとされている成分です。
花王
【エッセンシャル ダメージケア
リッチプレミア シャンプー】使用前の頭皮画像
↓ ↓ ↓
花王
【エッセンシャル ダメージケア
リッチプレミア シャンプー】使用後の頭皮画像
↓ ↓ ↓
花王
エッセンシャル ダメージケア リッチプレミア シャンプーの評価
指通り ★★★★★★
オススメ度 ☆☆☆☆☆☆
使用感 ★★★★★★
毛穴洗浄度 ☆☆☆☆☆☆
安全度 ☆☆☆☆☆☆
総合判定 ★☆☆☆☆☆
香りに関しては、エッセンシャルダメージケア
ニュアンスエアリーシャンプーと一緒です。
シャンプーの粘性は、程よい感じでした。
泡立ちに関しては、シャンプー1回目、2回目共に
良いと思います。
洗っている最中はキシみ感は、ほとんどなく
良いと思いました。
すすぎの段階では、泡切れは思ったよりも良く、
ニュアンスエアリー シャンプーよりは若干
キシむような感じに思いました。
ドライヤーで乾かした後はゴワつき感もなく
非常に良いと思います。
そのあと、髪の毛を触ってみると前回同様
気持ち悪いほどツルツルします(-。-;)
頭皮と毛穴の画像に関しては、
ご覧の通りの結果です。
さすがは
毛先15センチにこだわってるだけのことありますね(;-_-)
頭皮の汚れはどうでもいいんでしょうか?
頭皮のケアを無視して、毛先のケアだけしていたら
後々どうなるかイメージがつくと思うんですけど。
価格重視、香り重視の方、
エッセンシャルのファンの方、
CMのイメージだけで判断される方、
には向いているシャンプーだと思います。
が
本当に髪と頭皮の健康を維持されたい方、
頭皮や髪の汚れをキレイに落としたい方、
抜け毛も気になり安全性も重視したい方
などには向いていないシャンプーだと
思います。
言いたいことは、
エッセンシャルダメージケア
ニュアンスエアリーシャンプー
のときにほぼ書きましたのでこちらも見てください。
http://haskamiya.seesaa.net/article/161205375.html
あくまでもエッセンシャルダメージケアの
シャンプーの2種類だけを比較した場合、
ニュアンスエアリーシャンプーをよりは、
リッチプレミアシャンプーの方が
まだ使った感じはいいような気がします。
とは言ってもどんぐりの背比べ程度の話ですが・・・
花王
【エッセンシャル ダメージケア
リッチプレミア シャンプー】 ホームページ
↓ ↓ ↓
http://www.kao.com/jp/essential/esl_rich_shampoo_00.html