今回も今まで寄せられたリクエストにお答えして
アンファー株式会社さんの
薬用スカルプD シャンプー DRYを
評価させていただきます。
優しい洗浄成分や保湿成分配合で、
頭皮をいたわりながら毛穴の汚れを洗い落とし、
頭皮環境を清浄にします。
や
●頭皮をいたわり保湿する乾燥肌用の
薬用スカルプシャンプー
優しい洗浄成分や保湿成分配合で、頭皮をいたわり
ながら毛穴の汚れを洗い落とし、頭皮環境を清浄に
します。
■毛髪・頭皮を清浄にする
■毛髪をすこやかに保つ
■ふけ・かゆみを防ぐ
■毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ
畑を耕し続けるのと同じで、頭皮ケアも
長く続けることがとても大事なんです。
と、薬用スカルプD シャンプー DRYの
サイトや販売サイトには書かれています。
まずは、成分をチェック
アンファー株式会社
【薬用スカルプD シャンプー DRY】成分
有効成分
ピロクトンオラミン、グリチルリチン酸2K
その他の成分
ラウロイルアスパラギン酸Na液、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液、ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、濃グリセリン、DPG、水解シルク液、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ホウセンカエキス、オオバナサルスベリエキス、クリサンテルムインディクム抽出液、ツボクサエキス、アルテロモナス発酵エキス、牡丹エキス、ニーム葉エキス、フィトスフィンゴシン、ユーカリ油、オレンジ油、グリセリンエチルヘキシルエーテル、ポリアスパラギン酸ナトリウム液、BG、1,2-ペンタンジオール、エタノール、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、粘度調整剤、pH調整剤
『ピロクトンオラミン』
『グリチルリチン酸2K』
『ラウロイルアスパラギン酸Na液』
『ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液』
『ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液』
『濃グリセリン』
『DPG』
『水解シルク液』
『アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム』
『ホウセンカエキス』
『オオバナサルスベリエキス』
『クリサンテルムインディクム抽出液』
『ツボクサエキス』
『アルテロモナス発酵エキス』
『牡丹エキス』
『ニーム葉エキス』
『フィトスフィンゴシン』
『ユーカリ油』
『オレンジ油』
『BG』
『1,2-ペンタンジオール』
のような成分などは問題ないのですが
「ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド」
「アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン」
「グリセリンエチルヘキシルエーテル」
「ポリアスパラギン酸ナトリウム液」
「粘度調整剤」
「pH調整剤」
の成分に関しての安全性は不明でした。
「エタノール」
「ヒドロキシエタンジホスホン酸液」
は問題ありな成分です。
ちなみに、成分の詳細を説明しますと・・・
問題ない成分としては
『ピロクトンオラミン』と言う成分は殺菌作用があり、頭皮の脂が過剰に分泌するのを抑える他に、フケ・カユミを抑え、頭皮を清潔に保つ働きをします。この成分に関しては問題ないと思います。
『グリチルリチン酸2K』は抗炎症、抗アレルギー作用から慢性、急性の皮膚炎に対して効果があり、ニキビや肌荒れのケアなどにも効果がある成分なので問題のない、むしろ良い成分です。
『ラウロイルアスパラギン酸Na液』は植物由来の脂肪酸とアミノ酸の一種のアスパラギン酸ナトリウムを結合させてできた洗浄成分です。起泡性や泡保持性などに優れていると言われています。
『ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液』はヤシ油脂肪酸とN-メチルグリシンとを合わせて作られた界面活性剤で、程よい脱脂性と殺菌性があると言われています。皮膚に負担をかけない洗浄とも言われているようです。特有な臭いがあるそうです。
『ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液』医薬部外品の場合は、こう呼ばれていますが、化粧品などではコカミドプロピルベタインと呼ばれています。天然のヤシ油を原料として作られた洗浄成分です。洗ったあともごわつかず、しなやかに仕上がる特性があります。
『濃グリセリン』はパーム・ヤシから抽出される成分で、吸水性が高く、柔軟作用や保湿作用があります。
『DPG』はジプロピレングリコール という成分の事で、べたつきが少なく化粧品の伸びや滑りを良くする働きをします。保湿剤として使われているようです。危険性に関しては他の合成品に比べると少なく、環境への負荷も少ないと言われています。
『水解シルク液』は絹繊維を加水分解した後、抽出したタンパク質の水またはエタノール溶液です。保湿効果、皮膜形成効果毛髪補修効果などの働きをします。
『アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム』はヒアルロン酸の水酸基にアセチル基を導入させた成分で、スーパーヒアルロン酸とも呼ばれています。角質柔軟化効果に優れていて保湿成分として使われています。
『ホウセンカエキス』はツリフネソウ科のホウセンカの全草から抽出したエキスで抗アレルギー作用や保湿作用などの働きをすると言われています。
『オオバナサルスベリエキス』はミソハギ科のオオバナサルスベリと言う植物の葉を乾燥させたものからエタノールで抽出したエキスで収斂作用や美白作用、育毛作用があると言われています。
『クリサンテルムインディクム抽出液』は南アメリカ原産の植物でゴールデンカモミールと呼ばれています。収斂作用や血行促進作用があると言われています。
『ツボクサエキス』はセリ科のツボ草と言う植物の葉や茎から抽出されたエキスで、保湿作用があると言われています。
『アルテロモナス発酵エキス』は深海に生息している微生物を発酵させたエキスで、角質保水作用や肌保護作用があると言われています。
『牡丹エキス』はボタン科の植物のボタンの根の皮から抽出したエキスです。抗炎性、抗酸化作用や血行促進効果があると言われています。
『ニーム葉エキス』はインドセンダンと言う植物の葉から抽出したエキスで、保湿作用や坑炎症作用などの効果があると言われています。
『フィトスフィンゴシン』とは角質層にある細胞間脂質、セラミドを構成しているオイルの一種で、肌に潤いを与えてやわらかくします。また、水分の蒸発を防ぐ効果もあるので、エモリエント成分として配合されています。
『ユーカリ油』は、オーストラリア原産のフトモモ科の植物、ユーカリノキの葉から抽出した成分です。 芳香作用があり抗炎症作用、抗菌作用、血行促進作用、収れん作用があります。
『オレンジ油』は、オレンジの果実から抽出した成分です。疲れや緊張を解きほぐす作用のある天然の香料で保湿効果、皮膚の活性化作用、洗浄効果があります。
『BG』は1,3-ブチレングリコールの略で水との馴染みがよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする目的で使用されています。
『1,2-ペンタンジオール』は適度な保湿性があり、抗菌効果もあるので防腐剤を低減した化粧品などに使用されています。
不明な成分と問題ありな成分としては
「ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド」は非イオン系の界面活性剤でヤシ油脂肪酸を混ぜて作られる洗浄成分ですが安全性に関しては不明です。
「アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン」は陰イオン性界面活性剤で低刺激なコンディショニング成分ですが安全性に関しては不明です。
「グリセリンエチルヘキシルエーテル」は抗菌作用や消臭作用がある成分で防腐剤を軽減する目的としても使用されているようです。安全性に関しては不明です。
「ポリアスパラギン酸ナトリウム液」はアスパラギン酸の重合物で、保湿作用や保水作用があると言われていますが、安全性に関しては不明です。
「粘度調整剤」は文字どおり、粘性を調整するために配合されている成分なのですが、この製品に使用されている粘度調整剤の成分名が分からないようになっているので、不明な成分とさせていただきました。成分名を表記せず「粘度調整剤」としているだけなので場合によっては問題ありな成分を使用している可能性もあります。
「pH調整剤」はpHを調整させる成分です。「粘度調整剤」同様、この製品に使用されているpH調整剤の成分名が分からないようになっているので、不明な成分とさせていただきました。成分名を表記せず「pH調整剤」としているだけなので場合によっては問題ありな成分を使用している可能性もあります。
「エタノール」は防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに防腐効果を高める為に配合されています。頭皮に炎症を起こさせ、ささくれ立ったように傷めてしまう可能性が高い成分です。
「ヒドロキシエタンジホスホン酸液」は金属イオン封鎖剤で主に化粧品などに使用されている成分で変色や濁り、変質を防ぐ働きをします。毒性があると言われています。
アンファー株式会社
【薬用スカルプD シャンプー DRY】使用前の頭皮画像
↓ ↓ ↓
アンファー株式会社
【薬用スカルプD シャンプー DRY】使用後の頭皮画像
↓ ↓ ↓
アンファー株式会社
薬用スカルプD シャンプー DRYの評価
指通り ★★★★☆☆
オススメ度 ★★☆☆☆☆
使用感 ★★★☆☆☆
毛穴洗浄度 ★☆☆☆☆☆
安全度 ★☆☆☆☆☆
総合判定 ★★☆☆☆☆
香りに関しては、配合されている成分の
香りなのでしょうが特殊な香りでした。
個人的には嫌な香りではありませんでした。
シャンプーの粘性に関しては、水っぽかったです。
しかし、ポンプ式の容器なので出し過ぎるという事は
ないと思いました。
泡立ちに関しては、良かったと思います。
洗っている最中や、すすいでいる最中、
タオルドライ直後などでもほとんどキシみを
感じませんでした。
ドライヤー後は、サラサラな感じでした。
毛穴の汚れはどうだろうと思って
スコープを覗いたら…
やっぱり落ちてませんでした。
個人的に言わせていただければ
不明な成分が多く使用されていたので
正直、毎日使うには怖い感じがします。
特に医薬部外品の場合、
全成分を表示しなくても良い
とか、
有効成分だけを表示させて問題ありそうな成分を非表示できる
という使う人を無視した特権?があるので、
公開されている成分が全てかどうかは正直わかりません。
「粘度調整剤」や「pH調整剤」は何の成分を使用しているのか?
こういうグレーなルールは無くして欲しいです。
そうゆうことから安全性に関しては表示されている
範囲内での評価と思ってください。
安全性を重視される方、洗浄力を求めている方、
本気で薄毛抜け毛のケアをしたい方には
向いていないシャンプーだと思います。
が
人気商品=良い商品と思っている方
CMに影響されやすい方、キシみが苦手な方
には向いているシャンプーかと思います。
お笑い芸人の薄毛が改善されたのは
頭皮治療との併用で、スカルプD単体の効果ではありません。
http://www.kbb-pj.com/blog/topics/report1st.html#con1
とスカルプDのサイトでも説明されてます。
広告に惑わされず、この辺の意味もしっかり考えてから
ご購入を検討された方が良いかと思います。
アンファー株式会社
薬用スカルプD シャンプー DRYのページ
↓ ↓ ↓
http://www.scalp-d.com/lineup/regular/shampoo_dry.html